ヤマハ10代目インプレス「もっとやさしく飛ばせるクラブを!」
ヤマハ株式会社は、24日の正午、フラッグシップモデルである「インプレスX」の新製品発表会を同社ホームページで公開した。2002年に「インプレス」シリーズが登場して以来、今回で10代目。ドライバーは「Z202」など4モデル、フェアウェイウッドは「D POWER SPOON」、アイアンは「Z CAVITY」など4モデルの合計9モデルが、2011年11月19日に発売される。
今まで同モデルは、ゴルファーのレベルに合わせて、アベレージ向けの「Dシリーズ」と、中・上級者向きの「Vシリーズ」が存在していたが、今回新たに「Zシリーズ」が加わり3シリーズで展開される。
■やさしくつかまえ、真っ直ぐ飛ばせる「Zシリーズ」
・インプレスX Z202ドライバー
飛びとやさしさにこだわったモデルで、ヤマハ独自の理論「チップ ウエイト テクノロジー」を搭載。シャフトの先端におもりを加えることで、インパクト時ボールの当たり負けによるシャフトのたわみを抑えて、エネルギーロスを軽減させた。また、ヘッドの設計は、重心距離34mm、重心深度40mmと、短・深重心設計により、つかまりと打ち出し角を向上させた。価格は77,700円。
・インプレスX Zキャビティアイアン
トウ、ヒール側にタングステンウエイトを装着、アンダーカットキャビティとワイドソールにより、方向性が良くなり、楽にボールが上がる。さらにカーボンシャフト専用に開発されたヘッドは、トップブレードを厚くして、構えたときの安心感が増している。価格は6番~PWの5本セットで110,250円。
■つかまりと強い弾道「Dシリーズ」
・インプレスX D202ドライバー
ヘッド体積が450cc、ストレートフェースを採用。また全モデルで採用している「アルティメットフェース」により、スイートエリアが広く、クラウンの全体のたわみとシャフトの性能で飛距離アップを目指している。価格は77,700円。
・インプレスX Dパワースプーン
ソール部分に2本のレールがついたフリッカフツインソールを採用し、抜群の抜けの良さと方向安定性を実現させたモデル。価格は54,600円。
・インプレスX Dフォージドアイアン
軟鉄鍛造ボディとスチールシャフトにより、飛距離のみならず、打感、操作性、方向性の良さを兼ね備えたアイアンに仕上がった。価格は5番~PWの6本セットで113,400円。
■抜群のコントロール性を誇る「Vシリーズ」
・インプレスX V202ドライバー
ヘッド体積は445cc、シャフト長さは46インチ。長尺用にグラファイトデザイン社が開発した「ツアーAD LV-6 Version II」が装着されており、飛距離と方向性を両立したクラブ。価格は92,400円。
・インプレスX V202 ツアーモデルドライバー
ヘッド体積は415ccと、小ぶりなヘッドでドローとフェードを打ち分けたい上級者向けのドライバー。現在トーナメント会場で話題になっている新製品「グラファイトデザイン ツアーAD BB-6」が装着されており、こちらも魅力。価格は97,650円。※限定4,000本。
・インプレスX Vフォージドアイアン
新しい重心設計で、よりやさしく狙い通りの飛距離、方向、高さが出せる軟鉄鍛造アイアン。同社契約プロの谷口徹プロが信頼を寄せるアイアンだ。価格は5番~PWの6本セットでスチールが113,400円。カーボンが151,200円。
・インプレスX Vフォージド ツアーモデルアイアン
ヘッドが小ぶりで、構えただけで力強さと繊細さが伝わってくる上級者向けのアイアン。藤田寛之プロの意見を取り入れ、進化を続ける。価格は5番~PWの6本セットで126,000円。※限定1,200セット。