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他人とかぶらない『M・U』がさらに進化

2011/09/13 20:15

ツー・アンド・ワンは先頃、『M・U SPORTS』、『CW-X』の2012年春夏コレクションを発表した。

ブランドデビュー17年目を迎える『M・U』の来春のテーマは、「新自己価値観」――。常に前向きに自分を磨く女性達がより楽しめるように、従来キャラである犬の『ミュー』と『ラフィー』に加えて、『メルー』(ジャックラッセルテリア、明るく活発)、『アーモ』(フレンチブルドッグ、おっとりした性格)、『シュシュ』(トイプードル、小さな双子)を新たにラインアップさせた。キャラを大胆にデザインするのが来春の特徴。「自分しか着てない」、「カレにかわいいって言われたい」というリクエストを持つ女子のハートをつかむキャラ展開は注目だ。

「スプリング」のシーズンMDポイントはガーデンパーティ。花柄ではなく健康的な野菜達をモチーフに人気のギンガムチェックやキャンディーストライプを組み合わせたキャラクターも表現していく。また、「サマー」はトリコロールミックスをテーマに今までよりも明るく元気なカラー使いで、夏のゴルフを楽しくさせるのが狙いだ。

価格はポロシャツが1万5000円~、パンツが2万1000円~など。『M・U』の購買層は50歳代が中心だが、10歳年下を狙ったデザインを取り入れて"M・Uビギナー"も増やしていくという。

一方の『CW-X』にも新展開が見られる。今までは同ブランドのコラボ先であるワコールがコンプレッション、ツー・アンド・ワンがファッションという位置づけで商品展開を分けてきたが、来春から両社品の連動性を図っていく。そこでワコール側から提案があったレインボーカラーをシーズンテーマに据えた。デザインは総柄やステッチをふんだんに取り入れる一方、他社品に多く見られるボーダー柄を一部に留めるなど、個性的なデザイン演出をアピールしていく。

機能的には『CW-X』らしい吸汗速乾、メッシュを多めに使い着心地のよさを出すなど、アスリート御用達ブランドとしての位置づけもブレていない。