棒ダマで飛ばすリョーマゴルフ「MAXIMA III」誕生
リョーマゴルフ(本社・東京都渋谷区)は、低スピン・高初速・高弾道を追求した「MAXIMA III(マキシマ スリー)」ドライバーを9月20日(金)に発売する。ラインアップはスタンダードモデル「タイプD」、アスリート向け「タイプV」、高反発モデル「スペシャルチューニング」の3機種で展開される。
キャッチコピーは『一撃でわかる棒ダマ』。アイアンのラフから打ったフライヤーショットと同様にスピン量を抑えて前方に大きく飛ばし、緩やかな落下角度で着地することで大きなランを生み出す設計に。打ち出しから高く上がる「棒ダマ」弾道でビッグキャリーを生み、ランも稼いで飛距離を伸ばせる性能を実現した。
ヘッドを中央水平線で分割し、上下で異なる構造を組み合わせる新システム「デュアルヘッド」を採用。ヘッド下側は外側比重が高められており、インパクト時にボールを支点に左方向(つかまり方向)に自動で回転する。これによりスイートスポットが広がり、強く長いインパクトゾーンの相乗効果により、高弾道のハイドローボールを生み出す。
フェースは、縦方向にはたわまず横方向にたわみやすい「メタグリッドフェース」を開発。これにより、バックスピン量を抑えつつボール初速を向上させた。また、新たな試みとして、他社のドライバーはたわみがフェース部分にしか生じていないとの解析により、今作では段階的に3つの部位で発生する仕組みを導入。インパクト初期にフェース、次にフェース外周部、最後に高反発ボディがたわんで一気に弾く仕様に。ミスヒット時にもボール初速が維持され、平均飛距離の向上が期待できるという。
ロフト角は「タイプD」と「スペシャルチューニング」が9.5、10.5度、HT。「タイプV」は9と10度。税込価格は「タイプD」と「タイプV」が10万4500円~、「スペシャルチューニング」は14万3000円。問い合わせはリョーマゴルフ(03-6300-5150)まで。