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目指すは最高級ワイナリー的性能 キャロウェイ「OPUS ウェッジ」9月13日発売

2024/08/19 14:04
最高級ワイナリークラスを目指した「OPUS ウェッジ」シリーズ

キャロウェイゴルフ(本社・東京都港区)は、「OPUS(オーパス)ウェッジ」シリーズ」を9月13日に発売する。ラインアップは、軟鉄鋳造で4種類のグラインドを用意する「OPUS ウェッジ」とタングステンバーでスピン性能を高めた限定モデル「OPUS PLATINUM(プラチナム)」、レディスモデルも同時展開する。

「OPUS」という名称は、カリフォルニアの最高級ワインをつくるワイナリー名が由来で、「極上のモデルを目指す」という意味が込められている。最大の特徴は、フェース面の角を鋭くする「37Vグルーブ」を継続して採用しつつ、溝の幅を狭くすることで、「JAWS RAW ウェッジ」よりも溝を2本増やした点。ラフや濡れた芝の上でもスピン量が大幅に増加したほか、打ち出し角を低く設定することでコントロール性能を向上させ、同社が目指す最高級ウェッジを形にした。

「OPUS」の形状は、19カ月間をかけてまとめたツアープロの意見を元に改良。リーディングエッジ(フェース下部の刃)は前作「JAWS RAW」と「JAWS FORGED」の中間的な丸みを持ち、トップブレードはヒール側が低すぎず高すぎないティアドロップ型。トップブレードにつながる部分の造形は非常に滑らかな曲面になっている。グラインドは従来のS、W、Cに加え、Cに似た形状でトレーリングエッジ(ソール最後方の出っ張り)側をより幅広く削ったTが新たに追加。バウンス角を抑えた設計で、硬い地面でも正確なコンタクトが可能となっている。

「OPUS プラチナム」は、MIM製法と削り出しによる成形が特徴。MIM製法とは、粉末状にした金属と樹脂製の接着剤を流し込み、熱処理して成形する方法で、その後の削り出しによって設計通り精密で精巧に仕上げることができる。素材の80%を占めるやわらかいステンレス「303SS」が衝撃を吸収し、ボールがフェースに長く乗ることで、コントロール性能が向上。バックフェースはあえて削り出し感を残すことで、美しい見た目に仕上げた。バックフェース上部のタングステンバーによってヘッドの重心が高くなり、打点と重心のズレが大きくなることで、より高いスピン性能を発揮するという。

「OPUS ウェッジ」にはブラック、「プラチナム」にはネイビーブルーを用意する

「OPUS」のロフト角は48~60度(2度刻み)で、48度にはSグラインド、50、52、54、56度にはSとWグラインド、58、60度にはS、W、T、Cグラインドをラインアップ。シャフトは「NSプロ 950GH neo」「NSプロ モーダス3 ツアー 115」「ダイナミックゴールド」(S200)の3種類。

「OPUS プラチナム」はサンドウェッジロブウェッジのみの展開で、ロフト角は54~60度(2度刻み)、グラインドはSとZ。シャフトは「NSプロ 950GH neo」「ダイナミックゴールド ONYX BLACK(S200)」の2種類を用意する。税込価格は「OPUS」が2万9700円、「OPUS プラチナム」が3万7400円。問い合わせは、キャロウェイゴルフお客様ダイヤル(0120-300-147)まで。

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