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新ヘッド設計で初速性能が進化 プロギア「RS X」7月発売

2024/06/03 15:27
プロギア「RS」シリーズがリニューアル。ドライバーは左から「RS」「RS MAX」「RS F」の3機種展開

プロギア(本社・神奈川県平塚市)は、初速性能にこだわった「RS(アールエス)」シリーズの最新作「RS X」を7月12日に発売すると発表した。前作「RS JUST」から2年ぶりのリニューアルとなり、ドライバー3機種とフェアウェイウッド、ユーティリティの計5モデルで展開する。

「RS」とは「Real Sports(リアルスポーツ)としてひたむきに取り組むゴルファーに向けたクラブ」という意味が込められており、初代「iD nabla RS01 ドライバー」(2014年)から数えて今作で7代目となる。前作はカーボンクラウンだったが、今作ではさらなる低重心化のためフルチタン製ヘッドを採用し、低スピンによる強弾道と飛距離性能を備えたモデルに仕上がった。

弾道調整機能を持つカチャカチャ部分は、初代から6代目までネジ穴が2つだったが、今作では「X(クロス)カートリッジ」という4つ穴設計を初採用。強度があるアルミ合金を使用することで、ロフト角とライ角の調整が4方向で可能となった。

プロギア独自のクロスカートリッジと軸ズレ構造を搭載し、高初速性能を実現した

また、ヘッド内部でフェースとネック部分のネジ穴が近いとインパクト時のたわみを妨げてしまうことから、シャフト軸と装着ネジの位置をズラした「軸ズレ構造」を搭載。さらに、フェース面の中心に重心点・最大たわみ点・最高CT値点を集中させることで、インパクト時にフェース全体がたわみ、前作を超える高初速性能を発揮するという。

ドライバーは、それぞれ特性が異なる「RS」「RS F」「RS MAX」の3種類。「RS ドライバー」は高い操作性と強弾道を求めるゴルファー向けに進化した。新たに登場した「RS MAX ドライバー」はヘッドがブレにくい高慣性モーメント設計となっている。「RS」と「RS MAX」の標準シャフトは「TENSEI FOR PRGR」と「ディアマナ FOR PRGR」から選ぶことができる。「RS F ドライバー」は左のミスを気にせずに強くたたける浅重心設計で、シャフトは「ツアーAD FOR PRGR」を装着する。

ヘッドに装着されている脱着式ウエイトは、別売品を含めると2~12g(8種類)まで選択可能。ロフト角は「RS」と「RS MAX」が9.5度と10.5度、「RS F」は10度のみ。税込価格は、「RS」と「RS MAX」が9万3500円。数量限定モデルの「RS F」は9万5700円。いずれもヘッド体積460cc、全長45.5インチ。フェアウェイウッド(3番15度、5番18度、7番21度)は4万9500円、ユーティリティ(3番19度、4番22度、5番25度)は4万4000円。問い合わせはプロギアお客様相談室(0120-81-5600)まで。

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