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契約プロが続々と実戦投入 ピンから2代目「ブループリント アイアン」登場

2024/01/12 16:02
契約プロのビクトル・ホブランや蝉川泰果が実戦投入した新作アイアンが登場

ピンゴルフジャパン(本社・埼玉県戸田市)は2月8日にツアーモデル「ブループリント(BLUEPRINT) アイアン」の後継モデルを発売する。ツアープロが求める形状と打感を実現した軟鉄鍛造アイアン。マッスルバックタイプの「ブループリント T アイアン」に加えて、新たにキャビティタイプの「ブループリント S アイアン」が登場し、2機種体制になった。

“青写真(BLUEPRINT)”を具現化したモデルとして2019年9月に発売された初代「ブループリント」は、同社初の軟鉄鍛造マッスルバックアイアンだった。シンプルで洗練されたコンパクトなヘッド形状で、多くの契約選手が使用。新たに登場した2機種も昨秋からトニー・フィナウキャメロン・チャンプ蝉川泰果らが実戦投入し、話題に挙がっていた

左から「ブループリント T」と「―S」。どちらもオフセットが少なく、シャープでコンパクトなヘッド形状

前作から進化を遂げた「ブループリント T」は、TOURの頭文字を冠したアスリートモデル。ツアープロの意見を取り入れて極限までオフセットを減らしたヘッドは、ブレード長が前作比約2%長くなり、より直線的でシャープな見た目となった。また、トウ側に搭載されているウエートの配置位置やサイズを見直すことで慣性モーメントを高め、寛容性が向上したという。

新たに加わった「ブループリント S」は、SCOREの頭文字を取ったキャビティアイアン。3~5番には、ヘッド下部にあたるキャビティ部分に衝撃吸収性に優れたエラストマー樹脂が搭載されており、インパクト時の衝撃を抑えて心地よい打感を実現する。衝撃吸収材によって生まれた余剰重量を最適配分することで、操作性と寛容性を両立したヘッドに仕上がった。

また、同社の最新アイアンに搭載されている複数の機能も継承された。クラブの表面には、水分を弾く特性を持つ「ハイドロパールクローム仕上げ」を採用。さらに、フェース面の溝の本数と間隔を最適化した「マイクロマックス・グルーヴ」により摩擦力が上がり、安定したスピン性能を発揮する。

両モデルともに番手は3~9I、PW。標準シャフトは「NSプロ 950GH neo」「NSプロ モーダス3 ツアー105」「NSプロ モーダス3 ツアー115」「NSプロ モーダス3 ツアー120」「ダイナミックゴールド EX TOUR ISSUE」の5種類。1本あたりの税込価格は、「ダイナミックゴールド EX TOUR ISSUE」のみ3万8500円、その他が3万6300円。問い合わせはピンゴルフジャパン(048-437-6501)まで。

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ゴルファーの感性をくすぐるマッスルバックアイアン
発売日:2024/02/08 参考価格: 217,800円
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発売日:2024/02/08 参考価格: 181,500円