テーラーメイド「TPリザーブ」パター登場 「トラス」採用モデルは数量限定発売
テーラーメイドゴルフ(本社・東京都江東区)は2日、精密なミルド製法で削り出したプレミアムパター「TP Reserve(ティーピー リザーブ)」シリーズを、9月に発売すると発表した。
「TP リザーブ」は、ミーリング加工を施しやすい303ステンレススチールを採用し、CNCファインミルド製法と呼ばれる、特殊機器を駆使して削り出したパターシリーズ。細かく削り出されたフェース面上の溝「マシンドミルドグルーブ」が、ソリッドで重厚感のある打感と打音を生み出す高価格帯モデルとなる。
注目は、スタンダードネック3機種とともに発売される「TRUSS(トラス)」構造を採用した4モデル。インパクトのブレで生じるネックのねじれを抑えるトラスホーゼルと、削り出しならではの秀逸なフィーリングを生むヘッドとの組み合わせは、高性能と上質さを合体させた新たな試みといえる。
ラインアップは、ブレード型のヒールネック「B2TH」とセンターシャフト「B2TC」、マレット型のヒールネック「M3TH」とセンターシャフト「M3TC」。セレクトフィットストアでの数量限定発売ではあるものの、国内ツアーでの使用率が高い三角ネック「トラス」としては、初めてとなる削り出しモデルということで大きな話題を呼びそうだ。
スタンダードネックは、ブレード型のクランクネック「TP リザーブ B11」、B11よりソール幅がややワイドな「TP リザーブ B31」、マレット型の「TP リザーブ M47」。B11はすでに6月「ASO 飯塚チャレンジドゴルフトーナメント」でプロ初勝利を飾った中島啓太が使用し、その性能にほれ込んでいた。
ロフト角は、「B2TH」「B2TC」が3.5度、他は全て3.0度。ライ角は全モデル70度。シャフトは「Fluted Feelスチール」で、長さは33、34インチ。グリップは「TM LAMKIN DEEP ETCHED PISTOL BK-GR-CP (口径58/重さ80g)」を採用している。税込価格はトラスネック4機種が6万6000円、スタンダードネック3機種が5万7200円。問い合わせはテーラーメイドゴルフカスタマーサービスコール(0570-019-079)まで。