雨天時のスピン性能が向上 「クリーブランド RTX 6 ZIPCORE ウェッジ」誕生
住友ゴム工業(本社・神戸市中央区)は10日、「RTX(アールティーエックス) ウェッジ」の最新モデル「クリーブランド RTX 6 ZIPCORE ウェッジ」を3月18日に発売すると発表した。2020年9月に発売した「クリーブランド RTX ZIPCORE ウェッジ」の後継モデルとなる。
目玉となるテクノロジーは、悪条件下で安定したスピン性能を発揮する「HydraZip(ハイドラジップ)」フェース。ロフト別に異なるパターンのミーリング加工を施すことで摩擦力が上がり、スピン性能が向上したという。鈍角に削られた溝と組み合わさることで、濡れたフェース面のバックスピン量が従来モデルに比べて43%アップ。ラフからのショットや雨天プレーでも安定したスピンコントロールを可能にする。
また前作で初搭載された、ネックに軽量のセラミック素材を内蔵する「ZIPCORE(ジップコア)」テクノロジーが進化した。セラミック素材を大きくすることで得た約16~21グラムの余剰重量を、フェースのトウ側とネックへ再配分。重心位置を従来よりもフェースセンターに寄せて上下の慣性モーメントを高めたことで、弾道の安定性とミスヒットへの寛容性が増したという。
ロフト角は46度から60度までの8種類(2度刻み)。仕上げはツアーサテンとブラックサテン、ツアーラック(ノーメッキ仕様※特注)の3種類。ソール形状は「FULL」(54度~60度)、「MID」(46度~60度)、「LOW」(58度と60度)に加えて、ツアー選手の要望に応えた「LOW+」(54と56度)を新採用した4タイプ。税込価格は「ダイナミックゴールド」(S200)が2万2000円、「NSプロ 950GH neo」(S)が2万3100円。問い合わせは、株式会社ダンロップスポーツマーケティング カスタマ―サービス部(0120-65-3045)まで。