史上最速の“つぶれ戻り” ウッド用シャフト「レジオ フォーミュラ MB+」来年1月発売
日本シャフト(横浜市)は、ウッド用のカーボンシャフト「レジオ フォーミュラ」シリーズの最新作となる「レジオ フォーミュラ MB+」を2021年1月15日に発売する。
「レジオ フォーミュラ」は、同社の人気アイアン用スチールシャフト「NSプロ モーダス3」とのマッチング性能を追求したシリーズで、2014年に「レジオ フォーミュラ M」、15年に「レジオ フォーミュラ MB」、16年に「レジオ フォーミュラ B」を発表。19年には飛距離性能をアップさせた「レジオ フォーミュラ M+」と「レジオ フォーミュラ B+」が発売され、今回はシリーズ完結作となる「MB+」が満を持しての登場となる。
最新作の特徴は、全長に高強度のT1100Gと7軸組布の素材を使用し、中間から手元部にかけて9軸組布をドッキング。部分的に16軸(7軸+9軸)組布を採用することで、スイング中の“つぶれ戻り”が史上最速となり、高初速・低スピンを生み出すとのこと。また、「MB」と同じくシャフト全体が素直にしなるクセのない挙動ながら、高いつぶれ戻りによって弾き感が強くなり、飛距離性能を向上させるモデルとなった。
アイアン用シャフト「モーダス3」シリーズの中でも「105」「115」「125」とのマッチング性能が高く、幅広い組み合わせが可能。あらゆるゴルファーのスイングに適応し、叩いて飛ばせるフィーリングを持ち合わせている。
同社開発課の藤原甲介氏は、特性について「ゴルファーのニーズとして、飛距離を求めたいという気持ちはありますが、しなりが素直なシャフトの場合、操作性などは高い一方で、飛距離面で物足りないという意見がありました。それを『MB+』では、飛距離に特化するため材料にこだわり、つぶれ戻りを最速にする構造となっています」と説明した。
重量帯は「タイプ 45」(硬さR・S/R=49.5g)、「タイプ 55」(硬さR、S、X/R=56.5g)、「タイプ 65」(硬さSR、S、X/SR=66.5g)、「タイプ 75」(硬さS・X/S=77.0g)の4種類。本体価格は5万5000円+税。問い合わせは日本シャフト(045-782-2562)まで。