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明確なライバルを想定する2タイプの1W 「オノフ赤」がリニューアル

2020/01/16 17:00
1Wは2機種が登場。「オノフ ドライバー 赤」(左)と「オノフ ドライバー 赤 RD5900」(右)

グローブライド株式会社(本社・東京都東久留米市)は15日、「オノフ 赤」シリーズの最新モデルを3月7日に発売すると発表した。「すべてが芯のFULL CORE DESIGN(フルコアデザイン)」をコンセプトに開発された今作では、2タイプの1Wがラインアップされる。

やさしく飛ばせる「オノフ ドライバー 赤」は「ゼクシオ」がライバル

ネックに弾道調整機能を搭載した「オノフ ドライバー 赤」。クラウンはカーボン製だ

「オノフ ドライバー 赤」は、カーボン製のクラウンに加え、フェースとボディを一体構造とすることで生まれた余剰重量を最適配分することで、深い重心深度と大きな重心アングルを実現した。オートマチックにボールがつかまり、やさしく強弾道で飛ばせるという。

前作から改良されたソールの「パワートレンチ」と呼ばれる溝形状や、ルール限界の反発値を持つフェースが、「オノフ 赤」史上最大の初速を生み出す構造。さらに、オノフでは初となるネック部分の弾道調整機能を搭載し、交換可能なソールのウエイトスクリューと併せて、ユーザーのスイングに最適化しやすくなった。

同社ゴルフ営業部マーケティング課の山崎誠司氏によれば、想定するライバルは住友ゴム工業の「ゼクシオ イレブン」。フェースの開閉の大きいスイングにマッチし、ドローボールで飛ばしたいゴルファーに向く。

ブレない「オノフ ドライバー 赤 RD5900」は「G410」がライバル

ルール限界の高慣性モーメントを実現した「オノフ ドライバー 赤 RD5900」。比重の違う複数素材の配置がユニークだ。

もうひとつの1W「オノフ ドライバー 赤 RD5900」はルール限界の慣性モーメント(最大5900g・cm)が特徴で、ピン社の「G410」をライバルに想定(山崎氏)している。チタン、ステンレス、カーボンという比重の異なる3つの素材を最適に配置することで、ルールギリギリの高慣性モーメントを実現した。ソールに搭載されたウエイトスクリューを取り替えることにより、慣性モーメント値5400~5900g・cmの間で調整可能となっている。

フェースの開閉をあまり使わないタイプのスイングにマッチする。芯を外しても飛距離ロスが少なく、真っすぐな弾道で飛ばしやすいとのこと。

価格は「オノフ ドライバー 赤」が7万3000円+税、「オノフ ドライバー 赤 RD5900」が7万円+税となっている。問い合わせは、グローブライドお客様センター 0120-506-204。