2014年 ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション

デーリー、“ゴルフ界一の美女”とのラウンドは・・・

2014/01/17 12:23
スタート前、にこやかに写真に収まるデーリーとサンダースさん

先週行われた「ソニーオープンinハワイ」で32位タイに入ったジョン・デーリーは、今週の「ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション」には主催者推薦で出場している。

大会初日、ラ・キンタCCで回るデーリーのペアとなったのは、米国ゴルフチャンネルのキャスターとして人気を誇るホリー・サンダースさん。米国では“ゴルフ界一の美女”とも形容されるだけあって、その容姿とスタイルは人々の目を引きつけて離さない。

スタートホールの10番で、デーリーはドライバーでフェアウェイを切り裂いて、2打目をピン上1.5メートルにぴたりとつけるバーディ発進。同組のもう一人のプロ、ジェスパー・パーネビック(スウェーデン)は、グリーン左のガードバンカーから直接沈めてこちらもバーディと、両者揃って好スタートを切った。

ちなみに、今週月曜日のプロアマ戦に出場したデーリーは、7番(パー3)でホールインワンを達成した。このプロアマにはホールインワンの副賞として“ヒュンダイの新車”が提供されていたが、デーリーはそれを受け取ることができなかった。なぜなら、彼のホールインワンは、実際には違うクラブを使って2度目に打った練習ショットだったから。

写真よりは実物の方が華やかさがありますね。

デーリーは地元記者にそのショットについて語っている。「ティを拾いながら、(新しいクラブを持ってきた)キャロウェイのスタッフに“すごくいいよ”と話していたんだ。すると彼は答えたんだ。“そうだろうね。だって、見事カップに沈んだからね”」

新車がもらえないことにひどく落胆した様子のデーリー。「信じてくれよ。3人の子供のためにも、絶対その新車を役に立てるから」。といっても、ルールが覆ることはなかったが・・・。

さて、大会初日に話を戻そう。序盤にかっこよく2連続バーディでスタートしたデーリーだったが、折り返した後半は2番からの4ホールで2ボギー、1ダブルボギーと急ブレーキで、結局プラマイゼロのイーブンパー(113位タイ)。派手な割には実りがない・・・というよりも、どんな日常もドラマになってしまうという方が的確か。(カリフォルニア州ラ・キンタ/今岡涼太)

2014年 ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション