有村智恵の海外メディア評は?
2011/02/25 21:30
24日に開幕した米国女子ツアー第2戦「HSBC女子チャンピオンズ」。初日単独首位スタート、そして2日目もトップをキープした有村智恵は、とまどいの中で海外メディアの取材に、英会話で懸命に答えていた。
素晴らしいスコアもさることながら、質問を聞いていると彼らが強い興味を抱いているのは次の2点。「あなたは宮里藍の後輩(東北高校OG)ですね?」というのと「ウエアがすごく特徴的」ということ。翌25日に有村の活躍を報じる地元紙は、そのスタイルに注目している。「THE STRAITS TIMES」では冒頭で「可愛いフリルと黒いレース、赤と白のストライプ柄をまとった日本人、有村智恵」と紹介した。
日本人選手が海外のツアーに出場した時、そのファッションがクローズアップされることは少なくない。宮里藍が米ツアーに参戦した直後はハイソックスが話題になったし、石川遼が外国の試合に出始めた2009年当時は、各国でそのウエアについてメディアからの質問が飛んだ。上田桃子や男子では矢野東、最近の片山晋呉のスタイルも他の選手とは違うし、藤田寛之のコーディネートもプレー同様、小技がきいている。
申し訳ないけれど、ミッシェル・ウィやヤニ・ツェンのプレーは見たくても、彼女たちに「きょうはどんなウエアを着るんだろう」という興味は、今はさほどわかない(今のところです)。
もちろんプロだから恰好だけではダメと言われるかもしれないが、ゴルフ界のファッションリーダーはメイド・イン・ジャパンであってもいいと思うのだ。(編集部・桂川洋一)