変身!申智愛がリニューアルして日本へ
2014/03/07 19:52
国内女子ツアーの2014年開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」が7日(金)、沖縄県の琉球GCで開幕した。シーズンオフにトレーニングや練習を重ねた成果を発揮すべく、多くの選手が目を輝かせて初日を迎えた。
その中に、ひときわパッチリとした目でプレーしていたのは、今季から日本ツアーへの専念を決めた申智愛(韓国)だ。日本ツアーには2008年から参戦して4勝をマーク。これまでは主戦場とする米国ツアーの空き週などをぬってのスポット参戦だったが、今季は「日本での戦いに専念したい」と米国ツアーのシード権を放棄し、シーズン開幕戦からの来日となった。
申といえば、細めの目が隠れてしまうほどの愛嬌ある笑顔が魅力的だったが、「イメージチェンジです」と、嬉しそうに大きくなったパッチリした瞳をプロや関係者に披露した。
「これから日本で戦っていく上で、いろんな文化や日本の良いところをもっと多くみたいので、(目を)大きくしてみました。今までは、あまり意識してきませんでしたが、私も女性として可愛らしさを身につけなくては、と思いまして」。くったくの無い笑顔は以前と変わらない。
プロゴルファーは好成績を残して知名度を高めることも大切だが、選手個人から醸し出す魅力でファンを拡大することもまた、その価値向上に繋がるはず。開幕戦の初日、6バーディ、5ボギーの1アンダーで7位タイにつけた申は「今日は3日分のミスをしてしまったので、明日からはミスもなくプレーできると思います(笑)」と明るく前向き。気持ちの切り替え方にも、申らしい人柄があふれている。(沖縄県南城市/本橋英治)