異色の?「サマンサレディース」 で味わえる最高のおもてなし
クラブハウスに1歩足を踏み入れると、普段ではなかなか見られない光景が目の前に広がった。浴衣姿の艶やかな女性たち、肉体美、そして端正な容姿を強調するかのように揃いのTシャツ姿で颯爽とすれ違うイケメンたちが、来場するゲストを出迎える-。
茨城県で開幕する国内女子ツアー「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」を翌日に控えた18日(木)、豪華なゲスト陣を交えてのプロアマトーナメントが行われた。昨年、新規開催としてトーナメントスケジュールに加わった「サマンサレディース」は、今年で2回目。第1回目となった昨年の大会も、ファッションブランド・サマンサタバサのメインカラーであるショッキングピンクのポロシャツを身に纏うボランティアスタッフ、そしてキラキラのストーンで飾られたキャリングボード、所々にあしらわれたブランドマスコットの“アイミーちゃん”の存在に、度肝を抜かれた。
そして何よりも大会期間中に行われたスペシャルライブでは、コンサート会場さながらの舞台がコース内に設置され、ファッションショーやトークイベントの開催、そして夏の夜空に花火が打ち上げられるなど、ゴルフトーナメントとは思えない異色の大会なのだ。今年もトーナメント期間中の3日間に渡り、このようなイベント(詳細は大会公式HP:http://www.samantha.co.jp/special/2013/lpga/)が企画され、今年はさらにパワーアップしたサプライズイベントが盛りだくさん計画されている。
この日行われたプロアマトーナメントも従来のニアピンコンテストに加え、サマンサタバサの賞品を懸け、ゲーム性を持たせた工夫が凝らされたホールを設けた。また“ONE LIFE MODEL AUDITION 2013 × Samantha Thavasa”において、約3000名から選ばれた18名の女性たちが、各ホールのティグラウンドに配置され、そのホールに来たゲストに、自己紹介、コース攻略を説明する。さらにプロも含めたゲストには投票券が与えられ、スコア提出後に、自分のお気に入りの子に、清き1票を入れるのである。(大会期間中、来場されたギャラリーも投票できます、詳しくはHPで)
この華やかで目が廻りそうなゴルフトーナメントは、他では見たことがない。大会事務局長を務める畠山氏は「若い女性に少しでもトーナメント会場に足を運んでもらえるように、もっとゴルフを楽しんでもらえるように」と、女性ならではの企画を自ら提案し今大会をプロデュースしてきた。「ギャラリープラザで提供する飲食物には、女子が夢中になりそうなものを選びました。キッチンカーは10台ほど入ります」と一切の妥協も許さない。コース内に設置された簡易トイレには清潔感が溢れ、そしてパウダールーム、授乳室に至るまで最高のおもてなしでギャラリーを迎える。(茨城県稲敷郡/糸井順子)
■ 糸井順子(いといじゅんこ) プロフィール
某自動車メーカーに勤務後、GDOに入社。ニュースグループで約7年間、全国を飛びまわったのち、現在は社内で月金OLを謳歌中。趣味は茶道、華道、料理、ヨガ。特技は巻き髪。チャームポイントは片えくぼ。今年のモットーは、『おしとやかに、丁寧に』。