2013年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン

今季初の予選落ちが良薬に 酒井美紀の会得

2013/05/24 19:27
尊敬する不動裕理のプレーから「得るものがあった」。初日5位発進とした酒井美紀

4月は2試合連続で2位フィニッシュと、ツアー初優勝にあと一歩まで迫った酒井美紀。しかし、以降は調子の波が収まりつつあり、先週の「ほけんの窓口レディース」では今季初の予選落ちを喫した。「疲れを感じない方だけど、どうしても体に切れがなかった」。優勝争いが続いた負荷もあったのか、フェアウェイを歩いていても無意識のうちに「猫背になっていた」と先週を振り返る。

徐々に身近なものへとなりつつあったツアー初優勝の響きも、先週の予選落ちで「自分を見返すこともあった」という。翌日の最終日には不動裕理のラウンドにギャラリーとして帯同し、初心の目で尊敬する不動のプレーを目で追い続けた。「調子が悪いみたいでしたが、それでもストロークは一定のリズム。私は疲れてきてリズムが狂っていたところがあったので、得るところがありました」。

「おこがましいようですが・・・」と前置きした上で、「不動さんのリズムと、私のリズムは似ていると思うんです」と恐縮気味に続ける酒井。「不動さんを見ていて、リズムが戻ってきたんだと思います」。その効果もあったのか、今週の「中京テレビ・ブリヂストンレディス」では初日を終えて、2アンダーは首位に4打差の5位タイ発進。17番ボギー直後の最終18番では、3メートルを入れてのバーディ締めで2日目への流れも作った。

今季初の予選落ちは、ツアー初優勝への階段を急ピッチで駆け上がっていた22歳にとって、自身の足元を見つめる良い機会となった様子。「今は優勝よりも、トップ5に入ることを目標にしています」と目線も下げ、気持ちを新たに再びの上昇軌道を築く。(愛知県豊田市/塚田達也)

■ 塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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