国内女子ツアー

女子開幕戦の琉球パターカバーで3パット撲滅!?

2009/03/03 19:36
「琉球ごるふ」のパターカバーを楽しそうに選ぶ辻村明須香(左)と永田あおい

2009年の国内女子ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント」が、3月6日(金)から3日間、沖縄県の琉球ゴルフ倶楽部で開幕する。その指定練習日となる3日(火)には多くの選手が会場に姿を現し、練習ラウンドを行った。

この日の沖縄県南部は午前中大雨が予想され、朝のうちは台風のような強烈な風と雨が降りつけたが、午後には雨も収まり曇り空となった。練習ラウンドを終えた選手の他に、ラウンドはせずにドライビングレンジとパッティンググリーンに姿を見せる選手もいたが、そのドライビングレンジに向かう通路で、カラフルなヘッドカバーやパターカバーを山積みに展示する集団を発見した。

そのヘッドカバーは、大きく「琉球ごるふ」の文字が縫い付けられたもので、まさに会場となる琉球ゴルフ倶楽部仕様になったデザインばかり。描かれたイラストは沖縄の守り神といわれる存在のシーサーや巨大エイのマンタなどで、この商品を販売する株式会社フォレスタの林専務取締役によると「沖縄の守り神ですので、このパターカバーは3パット防止のお守りなのです」ということだ。

通路を通りかかる選手たちは、そのデザインや琉球ゴルフの刻印が可愛いといくつか手にしていた。開幕戦を迎えるにあたり、各地でキャンプを張ったり海外の試合に挑戦し調整を行ってきた選手たちにとっては、開幕戦はその結果を試す場でもあるが、いざ試合を迎えれば多少の不安もあるはず。このパターカバーのご利益で3パットが無くなるかは、6日の初日になってみなければ判らない。(編集部:本橋英治)