青山、ホステスプロの決意
「マンシングウェアレディース東海クラシック」には、主催のデサントとウェア契約を結ぶ多くのホステスプロが出場する。デサントは、ルコック(横峯さくら、竹村真琴ら)、ランバン スポール(上原彩子)、クレージュ(佐伯三貴、大塚有理子)など複数のブランドを抱えるが、大会名にもあるマンシングウェアは、青山加織、久保啓子、藤野オリエ、本田弥麗の4人が契約を交わしている。
中でも、現時点で賞金ランク36位につける、青山にかかる大会側の期待は高いだろう。昨日も、名古屋市内でデサント主催のトークショーに招かれていた。自身も「シーズンで1番、2番」という大事な試合として捉えている。
昨年は健闘したものの、首位に4打及ばず優勝を逃した。「去年は、これだけ頑張っても(優勝に)届かないのか、という感じだった」と振り返る青山。「強いて言えば、初日にもっと伸ばせれば良かった」との反省から、今年は「初日から強い気持ちを持っていかないと、上位に食い込めない」と、スタートダッシュに狙いを定める。
現在は腰痛を抱え、入念なストレッチを受けながらのプレーが続いている。今オフには、精密検査を受ける予定もあるという。その中でも、「先週は腰が痛くても(内容が)良かった。スイングや考え方を、もっとシンプルにしても良いのかな、と気づいたこともあった」と“怪我の功名”を口にし、悲観するよりも前向きに捉えている。「(スポンサーには)成績でしかお応えできないので、必ず成績を出したい」。今週は、腰痛を気に病んでいる場合ではないと、自らに言い聞かせているようにも聞こえた。(編集部:塚田達也)
■ 塚田達也(つかだたつや) プロフィール
1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。