2010年 中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン

“豪腕”の父が娘をサポート! 注目の小松親子

2010/05/21 17:52
元中日ドラゴンズの小松辰雄さん(右)が、今週は娘・亜有のバッグを担ぐ。注目の地元タッグだ

「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」は、熱烈なファンが多い愛知県での開催。地元プロにひときわ大きな声援が送られる中、キャディを務める父親と合わせて2人分の声援が飛ぶ、1組の親子がいた。

昨年のプロテストに合格した小松亜有と、元プロ野球選手の小松辰雄さん(51)。現役時代は豪腕で鳴らし、中日ドラゴンズのエースとして通算122勝を挙げた。当然ながら、その知名度は今も健在。実際、父親の方が道行くギャラリーに多くの声をかけられているのでは・・・。

辰雄さんにとっては、今回が初の帯同キャディ。「担いでやるぞ!」と自ら名乗り出たことで実現したというが、この日は30度を越す真夏なみの暑さ。小松も、「ハーハー言っていて、体力が持つか心配でした」と苦笑する。その中で18ホールを無事完走した辰雄さんは、「暑かったから、ホントにキツイね。マッサージでも行こうかな」と疲労困ぱい。だが、1アンダー、20位タイ発進という娘の健闘に、「いやあ、頼もしく見えたね」と、汗だくの顔で充実の表情を浮かべていた。

「アドバイスというより、和ませながらやったよ。ゴルフは気持ち的な方が強いからね」と得意げな辰雄さん。一方、父の言葉を聞いた小松は「いやあ、そんなことはありません」と言いながらも、「言いたいことを言えるので、それは良いかな」と笑う。互いのニュアンスは異なれど、ともに親子タッグのメリットを実感しているようだった。(編集部:塚田達也)

■ 塚田達也(つかだたつや) プロフィール

1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。

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