諸見里しのぶ「桃子とは永遠のライバルだし親友!」
2010/05/13 20:14
国内女子ツアー「フンドーキンレディース」のプロアマラウンドを終えた諸見里しのぶは、コースの印象を「ここは良い成績を出せたことがないので・・・」と俯きかげん。その諸見里に次に降りかかる質問は、やはり同門だった上田桃子のことだ。
上田が師匠の江連忠の下を離れることを諸見里が知ったのは2週間前だった。そのときは関係者から聞いた情報だったため、上田本人には先週の前夜祭の会場だった。「事を変えるというのは勇気がいることですよね。お互いに頑張っていきたいと思います。同じ門下生でしたし、同級生ですので少し寂しいですが、これからも良きライバルでもあり、親友でもあります」と話す。
諸見里のゴルフ自体は、「先週くらいから調子が上がってきたので、良いゴルフをしたいです。今シーズンは9試合終わって5試合が外国人選手に優勝を持っていかれていますので、しっかり頑張らなきゃと思っています」と自身に発破をかける。
この日のプロアマラウンド中、コースの組み合わせが変更になったことで「インターバルが長いですよね」と声をかけてきた諸見里。「今週、なんとか良い成績を出したいんですよね。ナンチャンに良い報告をしないといけないですよね」と言う。ナンチャンとは、先日急逝したゴルフツアーを中心に活躍していたカメラマンの南條善則氏で、生前は諸見里を娘のように可愛がっていたという。故南條氏に哀悼の気持ちが伝わるよう今週も全力を尽くす。(編集部:本橋英治)