国内女子ツアー

古閑美保もクロスハンドグリップで復調!?

2006/09/17 18:00
この日はラウンド中にパターの握りをあれこれ変えた古閑美保

7月のスタンレーレディスで2004年以来となる通算4勝目を達成したが、その後は予選落ちも経験するなど、いまひとつ波に乗り切れていなかった古閑美保。だが、この日行われたマンシングウェアレディス最終日では、2番から3連続バーディを奪うなど、5バーディ1ボギーの68を叩き出して、見事単独3位に食い込んだ。

「自分の中で10アンダーまで行ければいいと思っていたら、本当に10アンダーでした」とおどけて話す古閑。

先週の日本女子プロゴルフ選手権からクロスハンドグリップをパッティングに取り入れているが、今週はクロスにしたりノーマルに戻したりと試行錯誤のラウンドだった。

クロスハンドグリップといえば、宮里藍が日本帰国前に取り入れて、急激に調子が良くなったのは有名。その影響かどうかは分からないが、良さそうなものを積極的に取り入れる古閑の姿勢には共感できる。

「ゴルフの内容は良いし、ショットも良い。毎週試合するのが楽しみです!」と元気に話す古閑。今季2勝目を心待ちにするファンにとっての朗報は、そう遠くないかも知れない。(編集部)