国内女子ツアー

今季メジャー初戦が開幕!栄冠を掴むのは誰だ

2006/09/06 18:00
天候不良のため、予定の長さまでラフが伸びなかった!果たして優勝スコアは!?

初めて北海道で開催される「日本女子プロゴルフ選手権大会」。今季メジャー開幕戦であり、宮里藍の日本ツアー復帰初戦、さらに出場メンバーも今季5勝と絶好調の大山志保を筆頭に、不動裕理横峯さくらなど役者が揃い、1万5千冊用意された4日間通しの前売りチケットが完売するなど、この大会への注目度は高い。

一体誰が優勝するのか?今大会でコースセッティングを担当した小林浩美プロは、「総合力を問う」というコンセプトを掲げている。会場となるニドム・クラシックコースのフェアウェイはライ芝で、芝質はやわらかく、ボールに吸い付くので、クリーンにヒットする人に見返りがあるといい、またグリーン周りでは高麗芝とは違った技術が必要で、「どれだけ技術の引き出しをもっているか」が重要だそうだ。

ただ、今年は天候不良の影響で、当初意図したラフの長さには達していない。通常、LPGA主催の公式大会では「優勝スコア=イーブンパー」を想定してコースセッティングを行うが、今年はもう少しスコアが伸びそうな気配だ。今日の事前会見で優勝を意識した強気のコメントを残したのは大山と宮里の2人だが、その2人は共に1日4アンダーが出そうだと話している。

ちなみに、不動と横峯は共にパットに不安を抱えてやや弱気。勝負は下駄を履くまで分からないというが、スタート前の雰囲気では、大山VS宮里の構図が鮮明だ。(編集部:今岡涼太)

■ 今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka