獲得賞金1億円突破!目標の賞金女王にまた一歩前進した大山志保
2006/08/13 18:00
軽井沢で行われた「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」の最終日は、前日サスペンデッドになったため第2ラウンドの残りと、最終ラウンド(9ホール)が行われた。7アンダーの首位でスタートしたのは大山志保、福嶋晃子と小俣奈三香の3人。
9ホールの短期決戦に大山はスタートの10番でバーディを奪い試合をリードした。そして14番ではセカンドショットをグリーンオーバーさせピンチから思ったが、そこからパターでチップインバーディ。さらに15番でもグリーン奥のカラーからチップインパーを奪い他の選手を圧倒した。
最終18番、すでに後続の選手に2打差をつけていたが、最後のバーディパットも10メートルを越える難しいラインを読みきってバーディフィニッシュ。これで今シーズン4勝目を果たし、獲得賞金は1億円を突破。目標の賞金女王へまた一歩近づいた。ちなみに昨年の同じ時期に賞金ランクで首位に立っていた表順子は5400万円。大山はその倍の1億700万円となっている。
優勝スピーチでの大山は「軽井沢で優勝できてうれしい!」と話した。大山は数年前に軽井沢の地で財布を紛失し地元の警察のお世話になったことがあると言う。それ以来、大山を応援するの「バーディスター」というファンクラブが発足し、軽井沢でのこの大会に「勝ちたい!」と思っていたそうだ。「緊張すると宮崎弁が出てしまいます」と話す大山だが、今シーズン4度目の優勝スピーチは落ち着いた対応で、女王の風格も出てきた。