国内女子ツアー

最終日に20歳を迎える諸見里しのぶ。祝杯は「どんぶり」で!?

2006/07/13 18:00
似顔絵入りの諸見里しのぶ特性印鑑。師匠の江連忠のお気に入りの一品で、あらゆるところにポンっと押して回る

国内女子ツアー復帰戦の先週は、42位タイという厳しい結果に終わった諸見里しのぶが、今週もスタンレーレディスに登場する。大会最終日の16日は、自身の20回目の誕生日とあって、この大会にかける意気込みは強い。

「(今週から)パターをL字に変えました。今年に入ってマレットを使っていたのですが、簡単すぎて緩んでいたみたいで、よりシビアなL字にしたら練習ラウンドでは今年1番タッチが合ってました」。

先週の大会終了後は、六甲(兵庫県)に戻ってアプローチとパターを重点的に練習したという諸見里。「ショットは完璧ってわけじゃないけど、パットが良いので今週はショートゲームで乗り切って行きたいです」と元気に話した。

ただ、この日行われたプロアマ戦では単独最下位とくすぶった。先週の優勝から一気に一番下まで転落だ。「優勝しても『プロアマは関係ないよ~』って言えるけど、ビリは正直きついっすね。リトルショックです・・・」。得意のプラス思考で、厄払いを済ませたと考えたい。

20歳になったらお酒を飲みたいという諸見里は、「どんぶりで、どこまで飲めるかやってみたいです」と目を輝かせた。そのお酒は、やけ酒ではなく、祝杯にしたいものだ。(編集部:今岡涼太)

■ 今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka