ディープインパクトと共に藤田幸希が最終日に逆転優勝を狙う!!
「プロミスレディス」の初日、好スコア続出の中、ツアー初優勝を狙う藤田幸希が5バーディ、ノーボギーの「67」で回り、首位と1打差の5アンダー3位タイにつけた。今週からパターを1インチ短くして32インチにした藤田。「球の転がりが安定し、カップまでの距離が合わせやすくなった」という。
今年の元旦に掲げた目標は「賞金2000万円&ツアー初優勝」。今もお茶の間に貼ってあるというその目標だが、14試合を終えて獲得賞金はすでに1,100万円を超え、賞金目標は達成しそうな勢いだ。もう一つの目標である1勝(ツアー初優勝)は、先週優勝の横峯さくらを見て「私も頑張って勝ちたいな」と刺激を受けた。
その初優勝も藤田には理想の勝ち方がある。以前、動画のインタビューで見せてもらったが、キャディバッグには自分の名前以外に「ディープインパクト」と書かれたネームタグがついていた。そして、バッグの中にはディープインパクト(現在、人気の競走馬)の写真もしまってある。「私、競馬が好きなわけじゃないんです。ディープインパクトが好きなんです!」聞けば、あの最終コーナーからの追い上げと最後に逆転する姿がカッコ良いのだと。
「優勝はしたいんですけど、最初(初日)はゆっくりでも、2日目、最終日とスコアを伸ばして、劇的な逆転優勝にあこがれているんです!」そんな話を聞いたので、先日GDO SHOPで販売されているディープインパクトのパターカバーをプレゼントした。
「すごーい!あっ、でもこれマレット用しかないんですか!?私ピンタイプなんですよ~。でも、お守りにしますね。このクリップマーカーも貰っていいんですか!!」満面の笑みで喜びを表現した藤田はその場でクリップマーカーをサンバイザーに装着した。そして、今週もお守りとして、サンバイザーの右サイドに「ディープインパクト」のマーカーをつけてラウンドしている。
今週の日曜日、今大会の兵庫と同じ関西地区、京都競馬場での宝塚記念にディープインパクトが登場する。藤田幸希は、大切なお守りを身につけ、ディープインパクトとのダブル優勝を狙う。(編集部・本橋英治、今岡涼太)
■ 今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール
1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka