国内女子ツアー

アマチュアながら首位タイの若林。この位は余裕です!!

2006/06/09 18:00
アマチュアながら2日目を終えて首位タイの若林舞衣子。度胸はプロをも凌ぐ大モノぶり

写真は16番でパットを打つ若林舞衣子。前からはスチールカメラ、後ろからはテレビカメラが向けられている。この日「66」とスコアを伸ばし、アマチュアながら首位に並ぶ活躍を見せれば、当然こういう状態になる。

この日、若林と並んで首位に立った成田いづみは会見の中で、「途中から赤い軍団(カメラマン)が一杯きたので、緊張しちゃいました」と白状した。「明日はどうなってるか分からないんだし、もうやめて~」。もしかしたら本心は照れ隠しだったのかも知れないが・・・。

一方で、対照的な反応を見せたのが写真に写っている若林だ。「私は、(カメラマンさん)来て来て~ってタイプなので全然平気です」。度胸の座ったコメントだが、それを象徴するシーンが17番でも見られた・・・。

単独首位で迎えた17番、若林は2メートル近いパーパットを残していた。このまま首位で終えるためには、決めておきたい重要なパット。慎重にラインを読んで、素振りをしてアドレスに入った時に、ギャラリーの携帯が鳴った。1コール、2コール……「もしもし」。出るのかよ!と思わず突っ込みたくなったが、若林はアドレスを解いて仕切り直すと、冷静にこのパットを沈めてみせた。

後で本人に聞いてみた。(携帯、気にならなかった?)「んー、仕切り直したら、かっこいいかなと思って(笑)」。本当に頼もしい選手である。