欠場11人に棄権が2人、ゴルフも体力勝負です!
2006/06/08 18:00
写真は、専用のキッチンカーで料理を作るさくらママこと横峯絹子さん。この日はブリと大根の煮物を作っていました。横峯家の場合、キッチンカーを毎試合会場に運び、栄養士もついて3食自炊する万全の体制でさくらプロをサポートしています。
というのは、今大会は事前エントリーした選手のうち11名が欠場するという、なんとも悲しい事態が起きているからです。欠場理由は、股関節痛や捻挫、腱鞘炎、胃痛、急性上気道炎など様々ですが、開幕から12戦を経て選手たちの疲労もピークに近づいているのでしょう。
横峯家の専属栄養士である柳下さんは「怪我は食事である程度予防できます」といいます。マグネシウムやカルシウムはもちろんの事、関節の保護にはヒアルロン酸がいいですよ、などと教えてくれました。
このようなサポート体制は、他の多くの選手にとっては望むべくもありません。試合会場から次の会場への移動は、自分で運転して移動する。朝食はコンビニで夜は外食という生活も少なくないようです。
この日、1アンダーで5位タイにつけて田尻みか選手は、マンデートーナメントに出場したものの僅かに及ばず、ウェイティングに回っていたところで他の選手の欠場により今大会の出場機会を得たラッキーなパターン。
ラウンド終了後には、飯島茜プロが右ひじ痛、河本美津子プロが左股関節痛で棄権するなど、本格的な夏を前に国内女子ツアーは早くもサバイバルレースの様相を呈してきています。