国内女子ツアー

2001年以来の優勝を目指す天沼知恵子。行けるとこまでガンガン行きます!

2006/05/26 18:00
ラウンド後、ファンの女の子にサイン中の天沼知恵子。カメラを意識しすぎですよ!

廣済堂レディスゴルフカップの初日。6バーディ、ノーボギーで単独首位に立ったのは天沼知恵子だった。2001年、4月に行われた「カトキチクイーンズゴルフトーナメント」でツアー初優勝を果たした天沼は、そのシーズン中に5勝という怒涛の優勝ラッシュを魅せた。しかし、それから4年。優勝から遠ざかっている。

それでも賞金ランキングではシード権を獲得し続けてきた天沼。この日のラウンド後、最近の調子は?という質問に「亀さんのようなペースで調子は徐々に上がっています!」と答える。現在は中尺パターと普通の長さのを併用している。今週は高麗グリーンのため、グリーンのアンジュレーションとかタッチとか関係なくガンガン打ったほうが良いと思って中尺を選択した。

体重の変動が激しい天沼に「少し痩せた?」と聞くと「5キロ減量したよ。やっぱり体のキレとかコンディションとか考えてね。それとカメラの画面にちゃんと入るようにしたいから。アハハ」と彼女らしいさっぱりした解答が帰ってきた。

3週前にアイアンのシャフトをスチールからカーボンに変更したこと対しては「3日間戦うことを考えると楽にできると思うんです。それにアイアンでラインを出せるようになってるので、今週は行けるところまでガンガン行きますよ。チャン(天沼の愛称)らしいゴルフだね!って言われると嬉しいんですよ。ホント、自分もこういうゴルフが好きだから」。

2日目、最終日と天気予報は雨。思い起こせば天沼のツアー初優勝も雨の中だった。まだ初日が終わっただけで少し気は早いが、5年ぶりの優勝も近いような気がする。