国内女子ツアー

上田桃子が走る!一戦一戦成長を遂げる若手成長株

2006/05/07 18:00
ティショット後は駆け足でラウンドする上田桃子。師・江連忠の指導を素直に受け日々成長を遂げる

サロンパスワールドレディスゴルフトーナメント初日、単独首位に立つなど今大会を盛り上げた上田桃子。熊本県出身の19歳、昨年の新人戦「LPGA新人戦加賀電子カップ」で優勝した期待の新人だ。

現在、上田は兵庫県に在住しオフシーズンも毎日江連忠が指導。練習ラウンドでも付きっきりで上田に『頭を使うゴルフ』を叩き込ませた。

3日目にはパットが決まらず、そのままズルズルと後退。ホールアウト後、江連の指導の下、最後までパッティング練習場を離れなかった。江連もボールがカップに入るたびに「よーし!」と、熱心に声をかけ、最終日に向けて調整を図った。

迎えた最終日、1、2番で連続バーディを奪い、一時は1アンダーまで伸ばしたが、その後アイアンショットの精彩を欠き、通算3オーバーの7位タイに終わった。一戦一戦、確実に成長を遂げる上田の初優勝が待ち遠しい。