“小さな飛ばし屋”が今年のドラコンクイーンに!
2009/09/19 18:47
「マンシングウェアレディース東海クラシック」では例年、日本女子プロゴルフ協会認定のあるイベントが催されている。その名も「ドライビング女王コンテスト」。2日目の競技終了後、立候補により集った約20名の選手たちにより、1番ホールで飛距離ナンバーワンの座を争うというもの。優勝者には50万円が贈られ、昨年はツアー屈指の飛ばし屋として鳴らすタミー・ダーディンが優勝を手にしている。
今年はダーディンとともに、日本人プレーヤーの中では1、2を争う飛ばし屋として知られる三塚優子が、米国女子ツアーの予選会に出場しているために不在。さらに、地元・愛知県出身で一昨年の優勝者、服部真夕もコンテストを欠場。本命不在の中、僅差を争う戦いが繰り広げられた。
その中で優勝を飾ったのは、246.5ヤードを記録した馬場ゆかり。身長149センチとツアーの中でも小柄な体躯にはそぐわない“飛ばし屋”の称号を手にしたことに、「(1位を)獲れると思っていなかったので嬉しいです」と笑顔を見せた。「アゲンストだったので、ちょっと(ボールを)捕まえれば良いかな、って。でも、250ヤードも超えていないので恥ずかしいです…」と、まさかの受賞に苦笑する一面も。
「飛ばそうと思うと逆に飛ばないので、リズムで打とうと心がけました」と飛ばしの秘訣を話す馬場。アマチュアの皆さん、タイガーや遼くんのスイングに心酔するよりも、こちらのスイングを参考にした方が飛距離アップの近道かもしれないですよ。(編集部:塚田達也)
■ 塚田達也(つかだたつや) プロフィール
1977年生まれ。工事現場の監督から紆余曲折を経て現在に至る。35歳を過ぎてダイエットが欠かせなくなった変化を自覚しつつ、出張が重なると誘惑に負ける日々を繰り返している小さいおっさんです。