選手もタジタジ?ジュニアリポーターが大活躍!
夏休み真っ只中の「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」大会初日。熾烈な女子プロ達の戦いの裏で、参加した子供達にとっては、一生の思い出となるようなイベントが開催された。
「ジュニアリポーター企画」と題されたこのイベントは、その名の通り、一般応募で選ばれた小中高生がトーナメント会場を訪れ、選手へのインタビューや試合観戦、大会舞台裏の取材などを行い、それをレポートにまとめるというもの。
これが結構本格的で、我々プレスは毎朝プレスルームに着くと受付で会社名と名前を記帳するのだが、ふと横をみるとそこには我々と同じように礼儀正しく子供記者の名前が記されている。さらに、スタート前の選手を掴まえてきちんと囲み取材まで行う。普段はおじさん相手に応対している選手達も、子供の前ではリラックスムード。優しい顔で一つ一つの質問に答えていた。
中には古閑プロに向かって、「最近、残業してますか?」と聞くような、ませた子供もいたようだが、多くの参加者にとっては憧れのプロを間近で見て、話を聞いて、ラウンドをすぐ側で観察出来る、素晴らしい体験となったようだ。
参加者が書いたレポートの一部を紹介しよう。
「美保プロのゴルフ以外の趣味はカラオケです。最近、少し残業しているそうです」。
「福嶋プロに『今日、自信はありますか?』と聞いたら、『いつも自信を持っていないと良いプレーが出来ません』という返事を貰い、自分がやっている陸上でもスタートに立つ時に自信を持つ事が出来る様に日頃から練習していきたいと思いました」。
この日の参加者は、今日の思い出を胸にどんな大人に成長するのだろう?レポートの詳細は、後日大会の公式ページに掲載されるそうなので、興味の有る方は覗いてみてはいかがだろうか。(編集部:今岡涼太)
■ 今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール
1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka