国内女子ツアー

古閑と佐伯、仲良しコンビで上位浮上!

2007/11/23 17:23
2サムでのラウンドは、ペアリングの相手も重要な要素となってくる

「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」2日目、共に2オーバーから同組でスタートした古閑美保佐伯三貴の二人が、そろってこの日ベストの「68」を出し、通算2アンダーの3位タイへと浮上した。

実はこの2人、それぞれのブログを見るとすぐに分かるが、ツアー期間中も一緒に食事をするなど、普段からとても仲が良い。佐伯は、「今日は仲良しの古閑さんとだったので、2人で高めあって良いプレーが出来ました」と喜んだ。

古閑にとっては、不動、上田の同郷勢の活躍に刺激を受けないわけはない。宮崎は熊本から車で2、3時間と地理的にも近く、決勝の日曜日には古閑の応援団も大挙して駆けつける予定だという。

トップの不動との差は現在8打。相手が相手だけに、「何かあれば届くんでしょうけど…」と古閑の口は軽くはないが、幸いにも同じスコアでホールアウトした古閑と佐伯は、明日も同組で回ることになった。

「あまり意識せずにいつも通り」という古閑と、「最後だし、悔いだけは残したくないので、前だけをみて頑張ります」という佐伯。2人の相乗効果が明日も続けば、遠い不動の背中も近くに見えてくるはずだ。(編集部:今岡涼太)

■ 今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール

1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka