しっかりものの後輩とシード獲得を目指す本多弥麗
2008/03/15 19:30
今週のトーナメント会場で、仲良く一緒に練習をしていた服部真夕と本多弥麗。昨年プロテストに合格した79期生同士の2人だ。同じ坂田塾出身とはいえ、愛知の服部と札幌の本多がお互いを知るようになったのは、本多が岐阜の大学に進学をした頃から。大学の試合で顔を合わせるようになったのがきっかけだという。
大会2日目を終えて、2オーバーの36位で予選を通過した服部に対し、本多は「77」を叩いて通算7オーバー。「ドライバーからパターまで、全部ダメでした」と、あえなく予選落ちを喫してしまった。
「テンパらなければ、普通に良いゴルフが出来るのに」とは、服部からみた本多評。年齢では本多の方が3歳上なのだが、2人の間ではしっかりものの服部がお姉さん役になっている。「自分を追い込み過ぎているんですよね」との言葉に、「良く分かっている後輩なんです」と本多も頷くだけだった。
07年のQTで92位だった本多は、今年はステップアップツアーを中心に競技をこなす。今のところレギュラーツアーで出場が決まっているのは、マンシングウェアレディースだけだという。「今年のQTでシード権を獲るのが目標です」という本多。頼りになる後輩と早く同じ土俵に立ちたいところだ。(編集部:今岡涼太)
■ 今岡涼太(いまおかりょうた) プロフィール
1973年生まれ、射手座、O型。スポーツポータルサイトを運営していたIT会社勤務時代の05年からゴルフ取材を開始。06年6月にGDOへ転職。以来、国内男女、海外ツアーなどを広く取材。アマチュア視点を忘れないよう自身のプレーはほどほどに。目標は最年長エイジシュート。。ツイッター: @rimaoka