国内女子ツアー

地元!?知り合い3人しか見てないと話す原江里菜

2008/09/19 17:51
地元だからといって特別な意識はないという原江里菜

国内女子ツアー「マンシングウェアレディース東海クラシック」初日は、台風13号の影響で、11時すぎのは雨風ともに強くなった。今季、愛知県で開催される試合は「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」以来2試合目。地元愛知県出身選手は服部道子原江里菜土肥功留美服部真夕などが出場している。

中でも今季「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」で初優勝を果たした原は、上田桃子と同じ組でラウンドしたこともあり、多くのギャラリーから声援をもらっていた。前半2連続でバーディを奪い2アンダーと上位に名を連ねたが、後半の16番でボギーを叩き1アンダーでホールアウト。首位と3打差の9位タイで初日を終えた。

地元の声援が力になっているか尋ねると「嬉しいですよ。でも今日は3人しか知り合いがいませんでした(笑)」。ラウンド中にギャラリーの顔ぶれをチェックしていたと言う。「地元と言われてますが、実は家から結構遠いんですよね。地元で優勝は?とかも言われますが、初優勝のときに両親に見てもらったので、地元優勝というのはあまり意識していません。ただ、ゴルフの調子はすごくいいので勝てればいいかな、くらいに考えています」。

今季の原は1勝を含めベスト5入りが7回。優勝後も単独2位や4位タイなど優勝争いに絡んでいる。体調面での疲れもないと話す。これまで全試合出場しているが、この先も休む予定はない。原は同じ事務所所属の下村真由美と共通でトレーナーの方々に見てもらっている。方々というのは、1人の代表の人とその生徒さんたちが交代でトーナメントに帯同しているからなのだが、そのチームのおかげで体調面での不安は一切ないと話す。現在の調子を続けていれば、2勝目もすぐに掴むかもしれない(編集部:本橋英治)