小平智、世界ランク浮上に集中「1試合も無駄にできない」
2018/02/07 19:49
◇欧州、アジア、豪州共催◇ISPSハンダ ワールドスーパー6パース 事前(7日)◇レイクカリーニャップCC(オーストラリア)◇7143yd(パー72)
欧州、アジアン、オーストラリアの3ツアー共催大会は8日に開幕する。初出場の小平智はプロアマ戦で最終調整を行い、「周りもスコアはけっこう出ると思う。マネジメントをしっかりしていきたい」と気を引き締めた。
年明けの「ソニーオープンinハワイ」は予選落ちも、続く「SMBCシンガポールオープン」(1月18日~)から2戦連続2位。世界ランクは2017年末の51位から37位にまで浮上させた。3月末時点の同ランク50位以内に付与される4月の「マスターズ」出場権にも前進し、「もう少しいければ、本当に(マスターズ行きを)決められるし、気を抜けない。1試合も無駄にできない」と語った。
前週は試合もなく「トレーニングをして、あとは球打ちを中心に過ごした」と調整を続けてきた。5日(月)にオーストラリア入りしたが、日本との時差も1時間と「コンディションは悪くない。疲れとかはない」。
今大会は3日目終了時点で上位24選手に絞られ、最終日にノックダウン式の6ホールのマッチプレーで優勝者を決める。今大会出場選手の中で世界ランクは最上位。「池が絡むホールもあるし、まずボギーをたたかないように。(1Wも)悪くはないので、しっかりやりたい。マッチプレーも6ホールだし、自分としてはチャンスがあると思う」と集中力を高めた。(オーストラリア・パース/林洋平)