欧州ツアーメンバーの谷原秀人 アジアチームは「戦える」
2018/01/11 19:30
◇欧州アジア対抗戦◇ユーラシアカップ 事前情報(11日)◇グレンマリーGC(マレーシア)◇7004yd(パー72)
2年に1度開催される欧州とアジアのチーム対抗戦は今年で3回目。アジアチームは2014年の第1回大会こそ引き分けたが、2016年大会は18.5-5.5と大敗して、未勝利のまま。今年こその初タイトルへ期待は高まっている。
第1回大会に引き続き2度目の出場となる谷原秀人は、今季は欧州ツアーを主戦場とする。昨年も欧州ツアーで揉まれてきたが、谷原から見れば、欧州とアジアの選手の間に技術の差はあまりないという。「最後はパットになってくるので、そういう取りこぼしがなければ戦える」と頷いた。
開幕の前日、谷原本人も「スイングは悪くない」と自信を見せる。昨年は本来得意とするパッティングに苦しんだが、「日本でやっているときよりも、スタンスが狭くなっていた」ことに気付いて年末に修正した。芝目がきついという今週のグリーンだが、実戦でのプレーに注目だ。
ライダーカップイヤーの今年は欧州チームも強豪ぞろい。それでも、「(アジアチームは)みんなリラックスしているし、自信を持ってやるだけ。勝てば自信にもなるし、良いスタートを切りたい」と、今年の初戦に意気込んだ。(マレーシア・シャーアラム/今岡涼太)