欧州男子ツアー

ニック・ドハティ「伝染性単核球症」闘病中

2003/08/01 09:00

欧州ツアースカンジナビアマスターズ初日、首位タイと快調にスタートしたニック・ドハティだが、実は数ヶ月前から、Glandular Fever(伝染性単核球症)という難病にかかっていた。

ニック・ドハティ
「5月に血液検査をうけて病名がはっきりしたが、体調は最悪。つねに倦怠感があるし、できるだけ睡眠をとるようにもしているけど、すぐに疲れてしまうんだ。アップダウンの激しいコースなどは途中からプレーしているだけで精一杯という感じだ。この病気を治すにはしっかり休息をとらなきゃならないんだけど、シーズン終わりまでは無理かな?身体にとっては良くないと分かっていてもどうしても一生懸命に練習しちゃうしね。本当は数ヶ月はクラブを握らないで治療に集中しないとならないんだ。とにかく体力がなくなっているから、あまり疲れすぎないように様子を見ながらプレーをしていく」

※病名:Glandular Fever(伝染性単核球症)
高熱、咽頭痛、腫脹したリンパ腺を、特に首に起こす急性のウイルス感染。