2010年 全英オープン

ジョン・デイリー、再び全英で輝けるか?

2010/07/11 05:56
その存在感と人気はここスコットランドでも抜群のジョン・デイリー

今週の「バークレイズ・スコッティシュオープン」の会場を賑わしているのは、最終日最終組に入ったエドアルドとフランチェスコのモリナリ兄弟だけではない。初日を4アンダーの5位タイ発進、そしてこの日の3日目を終えて9位タイにつけるジョン・デイリー、その人だ。

ゴルフ場内外で話題を振りまくデイリーだが、彼のキャリアハイライトとも言えるのが、1995年、セントアンドリュースで開催された全英オープン。コンスタンティノ・ロッカとのプレーオフを制して、91年の全米プロに続くメジャー2勝目を飾っている。

「すべてのオープン競技、すべてのメジャー大会は特別だけど、なかでも全英オープンは僕のお気に入りだ。それはいつもと違ったリンクスゴルフだし、それが僕が勝ったセントアンドリュースで行われるとなったら尚更だ。94年、僕はセントアンドリュースと恋に落ちた。それ以来、いまだにお気に入りのゴルフコースだし、これからもずっとそうだろう。とても、とても特別だ」。

まるで、古い恋人に求愛するようなフレーズで話すデイリー。今季のPGAツアーは12試合に出場して予選通過が8度。平均ストロークは71.22とここ5年間で最高の数値を叩きだしている。

「まだ勝てると感じるし、良いプレーが出来ると思う。分かるだろう、僕はまだ44歳なんだし、ゴルフ人生はまだ長い。これはタイガー・ウッズでのキャリアでもなければ、アーニー・エルスのそれでもない。何が起ころうと関係ないんだ」。

強烈な存在感で我が道を突き進むデイリー。百万ドル近いという借金も戦う意味の一つではあるだろうが、「何よりもゲームが好きなんだ」と、少年のように熱く語った。(編集部:今岡涼太)

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