終盤失速のマキロイ ポロシャツが無残な姿に…
2021/11/22 07:59
◇欧州男子◇DPワールド ツアー選手権 ドバイ 最終日(21日)◇ジュメイラゴルフエステーツ・アースC(UAE)◇7675yd(パー72)
その怒りとフラストレーションは十分に理解できる。単独首位から出たロリー・マキロイ(北アイルランド)は終盤までゲームをリードしながら、15番以降の4ホールで3ボギーをたたいて逆転を許し、優勝したコリン・モリカワと5打差の6位。アテストエリアに現れたマキロイのシャツの胸元は、無残に引きちぎられていた。
不運な1打は15番で訪れた。会心のティショットを321yd先のフェアウェイに打ったマキロイだが、ウェッジで放った2打目がピンを直撃して、手前のバンカーに転がり落ちた。3打目はグリーンエッジに乗っただけで、このホールをボギーとすると、続く16番は3パット、最終18番(パー5)もボギーとして大会3勝目のチャンスを逃した。
過去には怒りからクラブを池に放り投げたり、破壊したりしたマキロイだが…。
アテストを終えると、マキロイはコメントを残さずに欧州ツアー最終戦の会場を後にした。