″モービングデー″が話題!?のアイルランドオープン
◇欧州男子◇ドバイデューティーフリー アイルランドオープン 3日目(26日)◇ガルゴルム キャッスルGC (北アイルランド)◇7087yd(パー70)
アーロン・ライ(イングランド)が単独首位に抜け出した26日のムービングデー。欧州ツアー公式ツイッターがピックアップしたのは「Mooving day」だ。米ゴルフダイジェストも取り上げている。いったいどういうことか。
会場は北アイルランドの主要都市、ベルファストから北へ車で約40分の内陸部バリミーナにある。ガルゴルムキャッスルGCは、「ガルゴルム・スパ&ゴルフリゾート」とともにあり、その名前どおり、この地の最大の観光スポットのひとつが、ガルゴルム温泉だという。
ゴルフダイジェストによると、当地は映画「シンドラーのリスト」や「96時間」、「トレイン・ミッション」などの出演で知られる俳優、リーアム・ニーソンの故郷。緑豊かな田園風景が広がり、多くの農場が点在している。
コースは引き続き無観客開催だが、公式ツイッターには、男性が自分の敷地と思われる14番ホール横のフェンス外に椅子を置いて観戦する姿が動画付きでアップされている。
Mooving day at the @DDFIrishOpen 🐮#DDFIrishOpen pic.twitter.com/qJPj8F4uxp
— DP World Tour (@DPWorldTour) 2020年9月26日
ゆったりお茶を飲みながら、周囲の牛の群れを気にすることなく、ペットのようにやさしく触れ合う様子は、まさしく“モービングデー”、というわけだ。
欧州ツアーは次戦の「アバディーンスタンダードインベストメント スコットランドオープン」(10月1日開幕、スコットランド・ルネサンスクラブ)で限定的な観客の入場を計画していたが、新型コロナウイルス感染が再び広がり、感染防止のため無観客開催にすると発表したばかり。一般の観戦はもう少し時間がかかりそうだ。