2018年 WGC HSBCチャンピオンズ

上海で注目の3人

2018/10/24 08:11
昨年覇者のジャスティン・ローズ(Ross Kinnaird/Getty Images)

ロレックスシリーズ3連戦を前に、ヨーロピアンツアーは「世界ゴルフ選手権HSBCチャンピオンズ」の開催される中国へと移動する。昨季ツアー2勝を挙げたジャスティン・ローズは、その最初の勝利をシェシャンインターナショナルGCで果たした。昨年8打差を逆転して優勝したイングランドのローズは、タイトル防衛を果たすべく、中国に降り立つ。

今週はそのローズに加え、「ライダーカップ」欧州代表で彼のチームメイトだったロリー・マキロイトミー・フリートウッドジョン・ラームらも出場。さらに、昨年54ホール終了時点で首位に立ちながら、最終日に「77」をたたいて優勝を逃した世界2位のダスティン・ジョンソンも雪辱を果たすため上海でティアップする。

我々のデータの達人は、最近の調子とあらゆる数字を鑑み、次の3人を注目選手にピックアップした。

本命: ジャスティン・ローズ

今週のフィールドには何人かの有力な優勝候補が存在するが、なかでもディフェンディングチャンピオンであるジャスティン・ローズの存在感は際立っている。1年前の見事な優勝のほかに、ローズはこの大会で2度のトップ7入りを果たしている。また、ローズはこれまでシェシャンインターナショナルで20ラウンドし、そのうち18ラウンドでイーブンパー以上のスコアを出している。

ローズは今年、安定感のあるパフォーマンスを発揮し続けて世界ナンバーワンへ上り詰めた。彼はトップ10入りを5回記録しており、これには「全英オープン」での2位や、最近の「スカイスポーツ ブリティッシュマスターズ」での8位も含まれる。オールラウンドプレーは著しく秀でており、今季のティからグリーンのストローク・ゲインド(+1.727)で彼に勝る選手は4人しかいない。ローズは絶好調のまま、得意とするコースへやってくる。ディフェンディングチャンピオンからは目を離さないことだ。

対抗: ティレル・ハットン

ティレル・ハットンは今季もヨーロピアンツアーで良いシーズンを送っているとはいえ、これからの数週間で勝利を挙げることを熱望しているはずである。彼は今季、トップ10入りを逃したのは3回のみであり、これは彼の出場した大会のフィールドの質を考えると、極めて素晴らしい達成だと言える。ハットンは出場した直近のツアーの2大会である「全米プロゴルフ選手権」と「アルフレッド・ダンヒルリンクス選手権」で連続してトップ10入りを果たし、その間に「ライダーカップ」にも出場した。

ツアー3勝のハットンは、今季の平均ストロークで9位(69.64)につけており、トップ10回数で3位(7回)につけている。自信に満ちあふれている彼は、この大会で昨年11位タイに入ったほか、2016年は23位タイに入るなど、過去にシェシャンインターナショナルで好成績を収めている。ツアー4勝目を狙う彼が、上海での自己ベストを更新する可能性は非常に高い。

穴: エリック.ファンローエン

今季のサプライズの一つは、エリック・ファンローエンがまだ勝利の大躍進を遂げていないということである。ツアーでのルーキーイヤーであるにもかかわらず、この長身の南アフリカ人選手はトップ10入りを5回果たすなど、とても印象に残るパフォーマンスを見せている。シーズン序盤の「ヨハネスブルグオープン」で2位に入ったファンローエンは、その後も安定して結果を残し、特に「ドバイデューティーフリー アイルランドオープン」では4位タイに入った。彼は今季のパーオン率で15位(73.7%)につけているほか、ティからグリーンのストローク・ゲインドで23位(+1.333)につけている。

28歳のファンローエンは今週WGCデビューを飾るわけだが、彼は今季事あるごとに物怖じしないことを見せつけてきた。仮に今週優勝すると、2010年のアーニー・エルス以来となる南アフリカ人WGC王者となるほか、2017年のチャレンジツアー昇格組で初めてトロフィーを掲げた選手となる。それが現実となるには、色々なことが重なり合う必要があるわけだが、多くの事実がその可能性を示唆している。

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