2018年 ポルトガルマスターズ

「信じられない」トム・ルイスが再びポルトガルで戴冠

2018/09/24 11:53
仲間から祝福されるトム・ルイス(Quality Sport Images/Getty Images)

今季54ホールの最大逆転勝利を生み出したトム・ルイス(イングランド)がドムペドロ ビクトリアGCで「ポルトガルマスターズ」2勝目を挙げた。

初日を「72」でラウンドしたルイスは初日首位に立った豪州のルーカス・ハーバートに9打差を付けられるも、その後の2ラウンドで「63」と「61」をマークし、ハーバートとの差を2ストロークに縮めて最終ラウンドに臨んだ。

最終日はルイス、ハーバート、そしてイングランドのエディ・ペパレルによる三つ巴の優勝争いとなり、最後はこの日「66」をマークしたルイスが通算22アンダーとし、2人に3打差をつけて勝利した。

プロとしてわずか3戦目だった2011年の「ポルトガルマスターズ」を制覇しているルイスは、ここ2週間、チャレンジツアーで優勝、そして3位と、好調のまま今週の大会を迎えた。

2016年にはQスクール行きが必須となったルイスだったが、アルガルベでの見事な週末のパフォーマンスにより、再び勝者の輪に加わることとなった。木曜の最終ホールから日曜の10番ホールにかけての45ホールを連続ノーボギーでプレーした。

「信じられない」とルイス。「とても嬉しいね。厳しい期間が続いてきたけれど、今週はハードにプレーした。言うまでもなく、悪いスタートだったけれど、素晴らしい締め括り方をすることができたので、とても嬉しい」。

「ポルトガルへ帰ってきて、この観客の前でこんなプレーができたので、今は最高の気分だね。この勝利の方が多くを意味すると思う。ここへ来て再び勝てたことには大きな意味がある」。

「前の時より上手くやることができればと思っていたし、これまで僕を支えてきてくれたチームと共に今まで通り、気を抜くことなくアクセルを踏んで前進し続けたいと思っていた。最近の好調だった週を経て、今週は正にそれをやり遂げることができた」。

2日目にヨーロピアンツアー史上初の「59」をたたき出したイングランドのオリバー・フィッシャーは通算15アンダー7位タイで大会を終えた。

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