ドイツでの新たな挑戦へ準備万端のガルシア
セルヒオ・ガルシアは前週の「全米オープン」で5位に入った好調を、今週の木曜から始まる「BMWインターナショナルオープン」でも持続させたいと考えているが、オークモントは心身ともに大きな負担を強いたことを認めた。
世界ランキング12位のガルシアは、最終的にダスティン・ジョンソンが後続を引き離して制覇した今季のメジャー第2戦で、最終日の終盤まで優勝争いに加わっていた。
今週のGCグートレーヘンホフではまた異なる試練にさらされるわけだが、ガルシアはこれまで2度出場した同コースでの大会で29位と12位に入っており、必要となる調整に関しては特に懸念していない。
「今週はエキサイトしている」とガルシア。「長旅と時差ぼけで疲れているけれど、明日までには回復するはずさ」。
「もちろん、今週はオークモントとは違った試練になるよね。ここはオプションがたくさんあるし、より攻撃的にいけるけれど、結局のところ、ゴルフコースがどれだけタフかというのは余り関係ないんだ。どちらにせよ、どこで勝つにしろ、良いショットを打ってパットを決めないといけないわけだから」
「コースはここのところの悪天候で芝が茂っていて、濡れているけれど、すばらしい状態にあるよ」
「ラフは深いけれど、今週、何かを起こしたいのであれば、オークモントよりもたくさんバーディを奪わなくてはいけないのは間違いないところだね。でも、それもオーケーさ。異なるチャレンジは良いものだからね」
「ここで前にプレーしたことがあるというのは助けになるだろうけれど、どちらにせよ、疲れているので(前日は)休んでいたと思う。長旅の疲れや時差ぼけもそうだけど、『全米オープン』、特にオークモントが精神的かつ肉体的に求めたものはきつかったからね。でも、(初日までには)100%の状態に戻して、良いレベルでプレーすることができればと思っているよ」
ガルシアはメジャーで21度目のトップ10入りを果たしたことで、ジョンソンに続く悲願達成の大望を高めた。
そして、「ライダーカップ」スターのガルシアは、来月以降に開催されるトゥルーンでの「全英オープン」とバルタスロールでの「全米プロゴルフ選手権」でも十分に戦えると確信している。
「(その2大会へ向け)胸が躍るね」とガルシア。「トゥルーンはタフでタイトな良いゴルフコースだね」。
「僕が『全英オープン』を好きなことは誰もが知っているし、あれは一年で一番好きな大会なんだ」
「『全米プロゴルフ選手権』が行われるバルタスロールも良いコースだし、今後数週間で開催される両大会で優勝争いをすることができればと思っているよ。本当に楽しみにしているんだ」