2015年 メイバンク・マレーシアオープン

ウェストウッドがマレーシアでタイトル防衛へ

2014/12/18 09:28

イングランドのリー・ウェストウッドが2015年の「メイバンク・マレーシアオープン」でのタイトル防衛を懸け、マレーシア再訪を果たすこととなった。

かつての世界ランクナンバーワンであるウェストウッドは、今年の同大会で2年近く続いた未勝利の状況を打破し、7打差で悠々と勝利を飾って彼にとってのワールドワイドでの通算41勝目を挙げた。41歳の彼は先週、アジアンツアーの「タイゴルフ選手権」に出場し、通算勝利数を42に伸ばしている。

4月にクアラルンプールG&CCで勝利して以来の優勝を果たしたウェストウッドは、「どの大会であれ、7打差で勝つには飛び抜けて良いプレーをしなければならないんだ。あの週は本当に良いプレーができて、ミスを全く犯さなかった。ティからグリーンにかけてソリッドさを維持することができれば、優勝争いに加われない理由はどこにもないよ」と話した。

マレーシアの首都へはウェストウッドのほか、2014年の「ライダーカップ」で彼のチームメイトだった華麗なるフレンチマンのビクトル・デュビッソン、そしてその「ライダーカップ」で欧州代表を率いて米国代表を打ち破ったポール・マギンリーが来訪する。

デュビッソンは2013年の終盤、ワールドクラスの出場者が集まった「トルコ航空オープン」でヨーロピアンツアー初優勝を果たし、ゴルフシーンに一躍名乗りを上げた。以後は勝利を挙げられないでいるが、2014年シーズンは安定感のお手本となるゴルフを見せ、幾度となくトップ5入りを果たした。その中には数週間前に開催されたシーズン最終戦の「DPワールドツアー選手権」での2位タイも含まれる。

ウェストウッドとデュビッソンは、その他の優れた出場者らとともに、2月5日から8日にかけてクアラルンプールG&CCで開催されるヨーロピアンツアーとアジアンツアー共催の大会で顔を揃えることになる。

近年、同大会では若き才能が台頭しており、2010年には韓国のセンセーション、ノ・スンヨルが、2012年にはイタリアのマッテオ・マナッセロが優勝を飾っている。

2015年 メイバンク・マレーシアオープン