2014年 D+D レアル チェコマスターズ

勝利を手にしたドナルドソンがライダーカップ出場へ

2014/08/25 08:27

ソレン・ケルドセンブラッドリー・ドレッジの挑戦を退け、「D+D REALチェコマスターズ」を制したジェイミー・ドナルドソンが、来月にグレンイーグルスで開催される「ライダーカップ」のデビューを確定させた。

ポール・マッギンリー率いる欧州代表チーム入りを確定させるには7位以内に入る必要のあったドナルドソンだったが、ウェールズ出身の彼はプラハのアルバトロスゴルフリゾートでヨーロピアンツアー3勝目を飾る形でそれを実現させた。

最終日を4アンダーの「68」でラウンドしたドナルドソンは、通算14アンダーまでスコアを伸ばし、同胞のドレッジとの2打差を逆転した。

「これは大きい。素晴らしい1週間だったね」とドナルドソン。

「ギリギリになるまでここには来なかった。『ライダーカップ』出場を確定させるには、今週か来週、あるいはその両方で良いプレーをしなければならなかった。それだけ大きなものが懸かっていたわけで、今週は凄く良いプレーができたので最高だよ」。

「勝利が全てだ。勝てば世界ランキングや『レース・トゥ・ドバイ』といった全てのものが押し上げられる。凄くデカいね。あのラスト3ホールは風も吹いていて非情にタフだったから、優勝を決められて本当にハッピーだ」。

「代表チームに入るのはとても難しいんだ。皆良いプレーをしているからね。その座を確保するには良いプレーをしなくてはならないのは分かっていたし、最後の最後でそれが果たせた。でも、代表チーム入りを決めるというのはそういうものなんだ。18ヶ月にわたってできる限りのプレーを尽くしても、いくつか駄目な大会があっただけで選考リストの順位を大幅に下げてしまう。だから、ここへ来て、あれだけ良いプレーができ、代表チーム入りを決めることができて最高だね」。

通算12アンダーで大会を終えたドレッジは2週連続の2位となったが、この2週間で277,770ユーロを稼いだヨーロピアンツアー2勝のドレッジは、2012年に失ったシード権を取戻すことが確定した。

最終日をドレッジから2打差でスタートしたドナルドソンは、出だしのロングホールで2パットのバーディを奪うと、2番では4.5メートルのバーディパットを決め、続く3番ではティショットをピン側数十センチに寄せ、序盤で3連続バーディを奪うことに成功した。

これにより38歳のドナルドソンは首位に立ち、3番でドレッジが3パットのボギーを叩いたこともあり、2番と3番で連続バーディを奪ったケルドセンが優勝争いのライバルとして浮上してきた。

4番でドライバーショットを木の後ろへ打ち込んだドナルドソンは、何度かクラブ選定をし直した上で2打目を打つも、世界29位のドナルドソンはフェアウェイへボールを出し損ね、このホールをボギーとした。

すると、5年前にスペインでヨーロピアンツアー3勝目を挙げて以来勝利から遠ざかっているケルドセンが5番で3メートルのバーディパットを決め、入れ替わりで首位に立つ展開となった。

今度はドナルドソンが6番で3メートルのバーディパットを決めて首位に並ぶも、次のホールではティショットをピン側2メートルにつけてバーディを奪ったケルドセンが再度単独首位へ抜け出したのだが、そのケルドセンが8番と9番でボギーを叩いたため、ウェールズのドナルドソンが首位で前半を折り返すこととなった。

その差は、ドナルドソンが10番で8メートルのバーディパットを決めたため、瞬く間に2打差まで広がったのだが、ドナルドソンがバーディを奪った12番ではドレッジとケルドセンもバーディを奪って食い下がり、更にドレッジは14番でもチップインでバーディを奪って優勝に望みを繋いだ。

トリッキーな17番ホールでボギーを叩いたドナルドソンだったが、ドレッジもこのホールでティショットをハザードへ入れてボギーを叩いたため致命傷とはならず、最終ホールをパーで上がり勝利を手にした。

ドナルドソンはこう付け加えた。「昨日のラウンドを終え、とても良い感じがしていた。今週ここでは多くのバーディを奪ったからね。ボギーも叩き過ぎてしまったので、集団から抜け出すのに少し歯止めがかかってしまった。だから今日はその全てが起こったね」。

「出だし3ホールは素晴らしく、とてもリラックスしていた。ただゆっくりとプレーする必要があり、時間をかけて常に良いショットを打つよう心掛ける必要があった。それが上手く行かない時もあるけれど、今日は上手く行って優勝することができた」。

最終日を「72」でラウンドしたドレッジは単独2位に入り、1打差でケルドセンと南アフリカのメリック・ブレムナーがそれに続いた。

「ここでも優勝するチャンスがあったから複雑な気持ちだ」とドレッジ。「2打差の首位で最終日を迎えたのだからね」。

「2人とも今日は素晴らしいスタートを切り、僕は上手くプレーできたけれど、今日はパットが良くなかった」。

「プレッシャーを掛けるようトライし、相手のミスを誘うよう心掛けたのだけれど、有り体に言ってジェイミーは素晴らしいプレーをしたし、彼が『ライダーカップ』の出場を決められたのが嬉しいよ」。

「2度の2位ということから言えば、素晴らしい2週間だった。2度の優勝であればもっと良かったのだけど。1度も勝てなかったのはちょっと残念だけど、年末までまだチャンスは何回か残っているから、どうなるか様子を見てみることにするよ」。

「ライダーカップ」出場が有望視されるスティーブン・ギャラハーは最終日を「73」でラウンドし、7位タイで今大会を終えたため、世界ポイントリストでの自動選出枠入りを果たすには来週の「イタリアオープン」での好成績が必要となりそうだ。

「今週は上手く行っていたけど、今日はちょっとガッカリだった。そんなに良いプレーができなかった」とギャラハー。「そこまで良いラウンドでもなかったのにトップ10入りは悪くないよ」。

「今週の目標は勝つか、できるだけ良い順位で終えることだった。最終組の一つ前で優勝争いに加わっていて、もし良いプレーをすれば優勝できたかもしれないけれど、良いプレーができずに、それでもトップ10入りできたのであれば、納得しないとね。次はイタリアだ。2日ほど家へ帰って、それからイタリアへ向かうよ」。

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