2014年 BMW PGA選手権

ウェントワースでの特別な1週間を楽しみにしているマナッセロ

2014/05/21 09:12

昨年の「BMW PGA選手権」を制したマッテオ・マナッセロは、自身にとって今年の大会は通常より特別なものになるであろうと感じていることを明かした。

ウェントワースクラブでのプレーオフの末、マーク・ウォーレンサイモン・カーンを制して、イタリアのマナッセロは、史上最年少でヨーロピアンツアーにおける最も重要な大会での優勝を果たした。

それは当時20歳だったマナッセロにとってヨーロピアンツアーでの4度目の勝利であり、マナッセロは華々しくはないものの、今季序盤の安定した調子を維持したいと強く感じている。

21歳のマナッセロは、今季9大会に出場し、8大会で予選通過を果たすも、トップ10入りは「ボルボゴルフチャンピオンズ」の1回のみに留まっている。

「ここでは毎年特別な1週間となっているけど、勿論今年は昨年の事(優勝)があるので、更に特別なものとなるのは確かなことです」とマナッセロ。

「大会の思い出というのは戻ってくる度に蘇り、また蓄積されていくけど、昨年のように素晴らしい思い出があると、一瞬にしてその1週間が特別なものになるのです」。

「今はそのように感じています。自分は今特別な場所にいるのだと感じていますが、それはこれまでも感じてきました」。

「ただ、今年は、そこに何か格別なものがあるように思います。しかし、これからもずっとこのように感じるのかもしれません。結局、あの思い出は一生消える事はないのですから」。

「もし10年後に戻ってきたとしても、やはり覚えている事でしょう。更に勝利の思い出を増やす事ができたら良いですが、最初の勝利は忘れないですし、昨年の勝利はこれからも忘れることはありません。ここは、これからもずっと特別な場所になるでしょう」。

マナッセロは、4ホールにわたるプレーオフの末に手にしたここでの優勝から未勝利が続いている。その事実がフラストレーションの一端となっている事も認めた。

「勿論昨年末の結果にはちょっとがっかりしました」と語るマナッセロは、「いや、がっかりしたと言うよりは、苛立たしかったと、そう言い換えておきましょう」と付け加えた。

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