「マデイラアイランドオープン」は36ホールに短縮されることが決定
2014/05/11 07:19
「マデイラアイランドオープン」は36ホールに短縮されることが決定した。持続的な霧により大混乱をきたしているヨーロピアンツアー1,500回目の大会は、日曜の朝に第1ラウンドが終了した時点で予選通過選手が決められることになる。
一日中続いた濃霧のためプレーが中止となった大会初日を経て、金曜にスタートした第1ラウンドだったが、山頂にあるサント・デ・セラGCには雲がかかったため、更なる中断を余儀なくされた。
金曜の晩は霧が濃くなった午後8時にプレー終了が告げられ、翌朝も霧が残っていたため、結局第1ラウンドは土曜の午後12時に再開した。
その後、土曜のラウンドは2度にわたりサスペンデッドとなった。2度目のプレー中断は午後4時38分に言い渡され、霧が回復する見込みがないと判断され、プレーはそのまま終了となり、第1ラウンドの残りは日曜の朝8時に再開される運びとなった。
ヨーロピアンツアーのトーナメントディレクターであるホセ・マリア・サモーラ氏は、「大会を通してとても長い遅延が発生しているため、大会を36ホールに短縮することとし、18ホール終了時点で予選通過を決めることとしました」と述べた。
「我々は、これまでのところ皆にとって非情に長くつらいものになっているこの1週間が、最も満足の行く結末を迎えられる可能性の高い決断を下しました」。
「ヨーロピアンツアーの規定は、大会の結末を保証するための決断はトーナメントディレクターに裁量が委ねられるとしてあります」。
「天候は回復することが期待されますので、ヨーロピアンツアー1,500回目の大会は、興奮のクライマックスを楽しめることになるでしょう」。