カムバックに歓喜を露にするジェイディー
トンチャイ・ジェイディーは、第1回「ユーラシアカップ」で彼が主将としてチームを率いたアジアが木曜のフォアサムに5-0と敗れておきながら、驚きのカムバックを見せて最終的に10?10のドローに持ち込んだことについて、このようなものは見たことがないと明かした。
グレンマリーGCを舞台に行われた決戦では、土曜のシングルを7-3と不利な状況で迎えたアジアは、グレーム・マクドウェルを3&2で下したジェイディーがこの日最初のポイントをアジアにもたらした。
一時はアジアが奇跡的な逆転劇を演じる可能性もあったが、ジュースト・ルイテンが何とか小田孔明から勝利をもぎ取り、ゴンサロ・フェルナンデス・カスターニョが最終ホールで痺れるパットを沈めてオールスクエアとしたため、勝負は引き分けで幕を閉じたのである。
「私のチームはどこをとっても信じられない働きをしてくれました。ファンタスティックです」とジェイディー。「私にとって初めてのユーラシアカップだったわけですが、チームの皆やスタッフの人々に感謝の意を捧げたいと思います。素晴らしい仕事をしてくれましたし、我々は興奮しています」。
「全員が良いプレーをしました。信じられない戦いだったと思います。良い結末でしたね」。「最後の試合で、それも18番ホールで結末を迎えたのは素晴らしかったですね。このような戦いは今までに見たことがありません。接戦で驚くべき戦いでした」。「運がついていましたし、ペアリングにも恵まれました。それが鍵でしたね」。
土曜にヨーロッパが挙げた僅か2勝のうちに一つを、ニコラス・ファンを下したことによって果たしたヒメネスは、並外れた一日になったということに同意した。「素晴らしいゴルフの一日だった」と50歳のヒメネス。「今日はタフな一日だったね。」
「結局、週の終わりにヨーロッパチームは大会に勝利することはできなかったけれど、アジアチームはとても良いプレーをした」。「選手たちは皆良いプレーをしてくれ、持てる全てを捧げてくれたと言わねばなるまいし、今週私がここで浴した光栄について、選手たち全員に敬意を示したい」。
「既に述べたように、トロフィーは両チームに贈られる。アジアとヨーロッパ、双方が勝ったのだ。敗者はいないのだよ」。