アブダビでの活動再開を楽しむマキロイ

昨年の終盤で見せた力強いパフォーマンスを基に勢いに乗りたいロリー・マキロイは、今週の「アブダビHSBCゴルフ選手権」よりスタートさせる2014年シーズンの欧州ツアーへの参戦が待ち切れないことを明かした。

新年に入りガールフレンドのキャロライン・ウォズニアッキにプロポーズが受け入れられたことを報告した北アイルランドのマキロイ。彼は2013年シーズンのレース・トゥ・ドバイを2大会連続で6位以内に入る形で締め括り、その後オーストリア・オープンで優勝して、自身にとって何かと不満の募ったシーズンの鬱憤を晴らす格好で一年を終わらせた。

これに加え、マキロイは過去に6回出場したアブダビゴルフクラブでの大会で11位以内に入れなかったのは1度きりであり、2011年と2012年には2位に入っていることからも、巻き毛の24歳が新しいシーズンを迎えるにあたり意気揚々としているのが容易にうかがえる。

「昨年に比べれば、断然良い状態でシーズンの初戦を迎えることができるんだ」とマキロイ。「スイングはだいぶ改善された。昨年末からこの大会への準備期間に充てたここ数週間にかけて、その部分の取り組みが上手くいったんだよ」。

「だから見通しはとても良いんだ。気持ちの面でも充実しているし、昨年の終盤はすごく弾みを付けることができたと感じているから、今シーズンもその良い流れを継続させる形で入りたいね」。

かつて世界ナンバーワンまで上り詰めたマキロイは、過去6シーズン同様、新しいシーズンを迎えるにあたりアブダビはこの上ない地であると確信している。

「ここは僕にとってしっくりくる感じのゴルフコースなんだ」と語るマキロイ。「僕はいつだってここでは良いプレーができている。2度ほど勝つチャンスだってあったけれど、あの時はどちらもマーティン・カイマーの出来が良すぎただけなんだよ。ここは距離が長いからティショットをしっかりと打っていかないといけないし、パー5のホールでスコアを伸ばさなければいけないんだけれど、僕にはそれができると思う」。

「ここは一年のスタートとしては完璧だよ。この大会はいつも有力選手が集うから、素晴らしく、そして拮抗する初戦になるね。シーズンを開始するのにこれ以上の地は思いつかないな。とくに僕にとっては、ということだけれど。と言うのも、ここかドバイでこの大会へ向けた練習を2週間にわたって積めるから、準備万端といった感じで大会へ臨めるんだ」。