ドラールに戻れたことを喜ぶE.エルス
昨年トランプドラールのブルーモンスターコース行きを逃したアーニー・エルス(南アフリカ)は、現全英王者としてWGCへ戻れるチャンスを掴んだことを嬉しく思っている。「キャデラック選手権」は2010年に、この南アフリカ出身の大男が大勝利を収めた大会である。
エルスによる3年前のこの地での成功は、彼の復活に大きな役割を果たした。その後43歳になった彼は昨夏のロイヤルリザム&セントアンズで勝利し、2度目のクラレット・ジャグ(全英優勝トロフィー)を手にするとともに、彼の輝かしい選手歴に4度目のメジャー優勝を刻むこととなった。2010年のドラールでの優勝はWGCでの度目の勝利だった(彼は2004年にアイルランドのマウントジュリエットで開催されたWGCの大会で優勝している)。そして彼は今週、何より3度目のWGC制覇を狙っている。
「ここに戻れて嬉しいよ」とエルス。「昨年は(世界ランキング)トップ50に入れず、この大会でプレーできなかったからね。この大会には1994年からずっと出続けていたから、昨年出られなかったのは、昨年のマスターズに出られなかったことくらい、大ごとだったよ」と続けた。「これまでここで何度も素晴らしい試合をしたし、私たちにとってここ南フロリダでの大会はただただ素晴らしいもの。ドラールという名前を聞くと、ブルーモンスターと、ここで過去に優勝した素晴らしい選手達を思い浮かべるでしょ?そういった選手に囲まれて、とても特別な気分だよ」
「2010年、私がここで優勝したのは非常に大きかった。その後も好調は続いて、次の試合でも優勝したことで非常に自信がついたんだ。いつだって、WGCで優勝するというのは、本当に大きな何かを成し遂げたことになる。世界中のベストプレーヤー達を倒すことになるからね。非常に楽しいものだよ」