2019年 フランスオープン

「常に進化したい」 エベールは母国での初V狙う

2019/10/16 16:34
地元からの注目を集めるベンジャミン・エベール(写真は2017年アイルランドオープン)

32歳のベンジャミン・エベール(フランス)はヨーロピアンツアー初優勝への手応えを感じている。このタイミングで母国での試合に臨めることに胸を躍らせた。

「多くのギャラリーが観ているなか、母国でプレーするのはいつだって特別さ。友人や僕のチームの大勢のメンバーが見に来るんだ。とにかく良い1週間を送れるよう、頑張るよ」。

今季すでに5月の「ボルボ中国オープン」、そして7月の「スコットランドオープン」で2位。しかし、ル・ゴルフ・ナショナルにて念願の初優勝を遂げた上で、現在17位につける「レース・トゥ・ドバイ」ランキングを大幅に押し上げたいと願っている。

「自分のゴルフは良くなってきている。常に進化したいと思っているので、完全に満足することはないけれど。でも、これまでのところ、僕のベストシーズンだね」。

「2位が2回あって、それは良しとしているけれど、もう少し上手くやれたと思っている。まだ初優勝を狙っているところだけど、自分のゴルフの全ての部分を進化させようと努めているし、初優勝はすぐにやってくると思っている」。

もう一人のフランス人選手であるビクトル・ペレスは9月「アルフレッド・ダンヒルリンクス選手権」で優勝を果たしているが、「何週間か前に勝ったので、少しは注目を集めると思う」。

「できる限りエンジョイしたいね。自分自身に余計なプレッシャーをかけてしまいがちだけど、考え方を変えて、ファンは自分を応援しにきてくれているという事実をエンジョイしたい」。

「間違いなく優勝を狙いに行くし、他のどの週でもそうしているように、できる限り良いプレーを目指し、その上でどこまで行けるか」。

ロマン・ランガスク(フランス)は4月以降、トップ5に3度入っている。「フランス人ギャラリーの前でプレーするのは常に重要だと考えているし、このコースであれば尚更だね。このコースを良く知っているし、ここはヨーロピアンツアーでも最高のコースの一つだと思う」。

「『ライダーカップ』でたっぷりと見たね。最終ホールではオールスクエアであれ、1アップであれ、1ダウンであれ、勝負は全く分からないんだ。18番は素晴らしいと思う。2打の素晴らしいショットが求められるし、大会の最終盤まで良いパフォーマンスを見せなければならないんだ」とペレス。

一方、エベールはこう話した。「18番はタフなホールだ。それにピンポジションによるね。というのも、右サイドや手前だと、かなりタイトだから。ラフに行ってしまったら、パー狙いでレイアップしなければならないし、ボギーでも悪くはないと思う」。

さらにランガスクはこう付け加えた。「ツアーで最高のフィニッシングホールの一つだし、優勝のチャンスがある状況で日曜の18番を迎えたいね」。

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